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ダーク
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              跡地化しました
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いりえミト 

2016年04月13日(水)23時30分 公開
■この作品の著作権はいりえミトさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ
跡地化しました。

2016年05月09日(月)21時49分 いりえミト作者レス
●ナマケモノさんへ
 おひさしぶりです。(私の記録を調べてみたところ、昨年のバレンタイン企画で私が『円環fluorite』に感想を書いて以来でした)

>完成度の高い作品だと思いました。

◆ありがとうございます。素直にうれしいです。
 跡地化に関しては、企画作品は期間内に読んでいただいてなんぼだと思っているのでやっています。 

>ちょっとお話の展開自体が控えめといったところ

◆そういうご意見は毎回のようにいただくので、私の課題なのですが、なかなか克服できずにいるので悔しいです。
 まあ、褒めていただけた部分は今後も生かしつつ、もっと動きや驚きのある展開を作れるように頑張っていきたいですね。

 
 それでは、感想ありがとうございました。

 

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2016年05月09日(月)20時09分 ナマケモノ
 どうも、本作を読ませていただいたので感想を残していきたいと思います。
 今回いくつか企画の作品を読ませていただいたのですが、1番完成度の高い作品だと思いました。跡地化されてしまったのが残念です。
 気になる部分と言ったら、ちょっとお話の展開自体が控えめといったところでしょうか。と言っても、下手に口を出さない方がいいぐらい完成度の高い作品であったと思います。楽しい時間をありがとうございました。
 

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2016年05月08日(日)17時22分 いりえミト作者レス
●えんさんへ
 おひさしぶりです。

>まとまっているけれど、ちょっと足りない、そんな読後感でした。
>着地は予想通りでなにかおおっ!? と思うところがありませんでした。

◆いつもそう言われるのですが、今回も突き抜ける作品を書くことができず残念です。次回こそは克服できるように頑張りたいです。

>乙一の石の目を少し思い出したんですが

◆『石の目』は読んだはずなのですが、どんな内容だったのか覚えてない……。ちょっと読み返してみようかなと思います。

>けっこう語り口調が一定で落ちついているからかなぁ

◆なるほど。話が平坦に感じるのは、文体のせいもあるのかもしれないですね。今回は割と文章をほめてもらえたので、作品に合った文体にできていたのかなと思ていたのですが。
 でも、もうちょっと文章で抑揚をつけることを意識してみたいと思います。

>すごく読みやすかったのは、さすがだと思います。

◆文章の読みやすさにはこだわっているので、これからも意識していきたいですね。


 それでは、感想ありがとうございました。

 

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2016年05月08日(日)17時21分 いりえミト作者レス
●茉莉花さんへ
 おひさしぶりです。感想での企画参加おつかれさまでした。

 「レスもお気遣いなきよう」とのことで、読まれないかもしれませんが、一応返信しておきます。

 私は今回公開後半で一切感想を読んでおらず、また、結果発表のあとも他の作品の感想から先に読んでいたため、 茉莉花さんの感想はまったく読むことができませんでした。

 茉莉花さんはとても丁寧な感想を書かれるため、その感想を読むことができなかったのは残念です。
 でも、何か理由があるのであれば、仕方がないですね。


 ともかく、本作を読んでいただき、ありがとうございました。

 

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2016年05月08日(日)17時20分 いりえミト作者レス
●ピューレラさんへ
 いつもお世話になっています。企画参加おつかれさまでした。

>一番最初に主人公が石像であることを話してしまっていることで~勿体無く思いました。

◆このあたりは狙いがあってあえてやったことでしたが、他の方からも似たご意見をたくさんいただいているので、失敗だったかもしれませんね。
 最初の予定では冒頭の「石像」の記述も、男子生徒が死ぬ事件も書く予定はなかったのです。しかし、そうすると後半で突然ファンタジー要素が登場することとなり、「唐突だ」と指摘されるのではと思い、序盤からバンバンネタバレしていくことにしました。
 以前の作品で、後半のファンタジー要素を「唐突だ」と指摘された経験からそのように考えたのですが、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったかもしれないですね。

>海神瑠奈の存在がとても興味を惹いたところ。

◆ありがとうございます。
 私の場合、ストーリーに引きずられてキャラが操り人形になってしまうことも多いのですが、今回はそうでもなかったのかなと、ほっとしています。

>一人称でありながら事件物のような語り口が余計に何か起こりそうだと思えて読み進めることができました。

◆ミステリをよく読むので、ミステリ特有の淡白な文体が自分にも染みついています。作品のジャンルによっては、そのあたりがアダになることもあるのですが、今回は合っていたのだろうと思います。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『レモンの香りが嫌われて』は、考えさせられる設定と、ほのぼのとした雰囲気が魅力的な作品でした。あ、「話が平坦」という感想はブーメランですみませんw
 ちなみに、たぶんピューレラさんの作品だろうと思っていたので、当たってうれしいですw
 
 あと、今回ピューレラさんが「神話キャラ」というテーマを考えてくれたことにも、感謝です。
 神話の知識がほとんどない私は、「やべー書けないかも」と最初は思っていたのですが、結果としてはこれまで自分が書いたことのない系統の作品に挑戦することができました。

 

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2016年05月08日(日)17時18分 いりえミト作者レス
●たてばんさんへ
 はじめまして。企画参加おつかれさまでした。

>あえて先生の名前を出さないように配慮をしたことで、感情移入がしやすかったと思います。

◆名前を出さなかったのはなんとなくなのですが、なるほど感情移入しやすいという効果があるんですね。棚からぼたもちではありますが、ひとつ勉強になりました。

>日付になんの意味があるのかと思っていたら、最後に繋がる伏線ですべて納得できました。

◆これに関しては多少強引だったとも思っていますが、好意的に捉えていただきありがとうございます。

>エクストレイルに原付が乗るのかどうかも調べてみましたが、モンキーぐらいの小ささならハンドルを畳めば立てたまま乗るそうですね。

◆あ……ということは普通の原付は乗らないということでしょうか……。
 すみません、実はエクストレイルに関して詳しく知らべたわけじゃなかったんですよ。「まあ原付くらい乗るだろう」と思っていました。
 ちなみにエクストレイルを選択くした理由は、原付を積める車種であることが前提で、主人公は一人暮らしの設定なのでミニバンはやや不自然かな、じゃあ中~大型SUVかな、と考え、その中から適当に選びました。
 だけど、下手に車名を出さないほうがよかったかもしれませんね。

>歩く速度も平均約四キロほどで八キロの道のりを二時間と

◆こっちはちゃんと調べましたw

>のように■を付けた短い章分けが多かったと思います。
>日付が変わるとこだけでも良いのではないのかな

◆これに関しては、プロの作品で細かく章分けしているのがたまにあるので、(池袋ウエストゲートパークシリーズが特に顕著です)なんか真似したくなっちゃうんですよ。
 でも、読者に違和感を与えてしまうようじゃダメなんで、そのあたりは気をつけたいですね。

>盛り上がらせるために、屋敷から逃げだそうと抵抗し海神と闘うも、負けて石像になるでも良かったと思います。

◆あ、なるほど。確かにそのほうが話が盛りあがりますね。
 ラストシーンに関しては、物語の終わりに近づいたのでさっさと終わらせたいという気持ちがあり、雑になってしまった部分があった気がします。
 「話が平坦」という指摘は毎回のようにいただくのですが、雑になってしまうことがその理由だと思うので、もっと気を引き締めて執筆していきたいと思います。

>無駄な設定も無いどころか

◆そう感じていただけたなら幸いです。これまでの作品は日常物で設定を作りこむ必要がないものが多かったので、今作を執筆できたことは自分としても勉強になったと思います。
 まあ、エクストレイルに関してはごめんなさいですがw


 それでは、感想ありがとうございました。
 『見えない未来に向かって』は、上梨とムギの交流に温かみを感じる作品でした。10点止まりだった理由は、人称のブレが気になったという部分が大きく、ストーリーそのものはよかったと思います。

 

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2016年05月08日(日)17時17分 いりえミト作者レス
●兵藤晴佳さんへ
 はじめまして。企画参加おつかれさまでした。

>背徳の美。
>その一言に尽きます。
>心の底に棲む獣に抗って生きるのが人間ですが、人間を捨ててなおかつ獣にならずに済む方法があったとは。
>思考のループは、ある意味では彼にとって幸せな「生き方」なのかもしれません。

◆すみませんw なんて返していいかよくわかりませんが、とにかく褒めていただきありがとうございます。

>高橋葉介『夢幻紳士』

◆作者も作品も知らなかったので、チェックしてみます。

>余計な感情をくどくど述べず、必要なことだけを淡々と語るのも、クライマックスの恐怖をあおります。

◆淡々とするのは単に私の癖のような気もしますが、好意的に捉えていただきありがとうございます。

>「この子はいくつミサンガを持っているんだろう」

◆たぶん何百個も持っているんだろうと思います。このミサンガは別に特殊なものではなく、ミサンガならなんでもいい(ミサンガの編み方が、たまたま魔力を込められる形になった)という設定です。「切れると願いが叶う」というジンクスを上手く利用できたんじゃないかと、自分では思っていました。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『星の都のストク・イン』は、ごめんなさい、印象としては感想に書いたとおりです。ただ、ストーリー自体は決して悪いとは思わなかったということを、改めて伝えておきます。

 

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2016年05月08日(日)21時39分 いりえミト作者レス
●99kgさんへ
 いつもお世話になっています。企画参加おつかれさまでした。

>非常におどろおどろしい雰囲気で始まり、文章もうまい。

◆ありがとうございます。雰囲気は大事にしたい部分なので、そう感じていただけたなら幸いです。

>海神も神秘的で妖艶。魅力的です。

◆このキャラが、アイデアとしてはまっさきに思いついた部分なので、上手くできていたならよかったです。

>ただ気になる分、結末が冒頭で記述した通りだったというのは残念です。

◆このあたりは狙いがあってあえてやったことでしたが、他の方からも似たご意見をたくさんいただいているので、失敗だったかもしれませんね。
 最初の予定では冒頭の「石像」の記述も、男子生徒が死ぬ事件も書く予定はなかったのです。しかし、そうすると後半で突然ファンタジー要素が登場することとなり、「唐突だ」と指摘されるのではと思い、序盤からバンバンネタバレしていくことにしました。
 以前の作品で、後半のファンタジー要素を「唐突だ」と指摘された経験からそのように考えたのですが、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったかもしれないですね。

>蓋を開ければ大した事はなかった、というのが印象です

◆また、展開が普通すぎたという部分もやはりあるみたいですね。うーむ、力不足です。

>これだけ段取りよく誘われては男なら誰でも抱きしめてしまうでしょう。
>それが作為的というよりは物語的な都合に見えてしまう。

◆うーん、そうですね。ぶっちゃけそうだと思います。
 ご都合主義というのは、毎度のように指摘される部分なんですよね……。精進します……。

>罪の中身は関係なく、ただ気に入ったからコレクションに加える。

◆海神瑠奈の設定としては、それもアリだと思えますね。
 主人公を悪人にした理由は、「バッドエンドにするには、主人公が嫌な思いをするだけの理由が必要ではないか」と考えてのものでした。

>その答えは神だから、心が読めるから、となってしまったので、急激に冷めた。

◆ごめんなさいw こちらに関しては、完全に話の都合で、自分でも強引だと思っていました。しかし他にいいアイデアが思いつかず。
 ともかく、もっといいものが書けるように頑張ります。

>ダークなものを内に秘めて日常生活を送っている人間、とはもっと恐ろしそうです。

◆なるほど。そのあたりは考えさせられるところですね。
 犯罪者ではないが心に闇を持っている人間というのは、描くのが大変そうではありますが、もし描ききれれば凄い作品ができそうな気がします。

>それに比べると先生などコソドロもいい所、というのが感想です。

◆なるほどです。主人公を犯罪者にしたのは、分かりやすさを重視したからでもあります。しかしラノベのサイトに投稿する以上、あまりえげつない犯罪にはできないという部分があり、結局中途半端な犯罪者になってしまったのも事実ですね。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『絞魔が降る』は、贖罪を続けなければならないという設定が斬新でした。感想には書いてなかったですが、オブザーバーのキャラがいい味出していてよかったです。
 ところで、99kgさんの作品は何作か読みましたが、毎回作風が違いますね。今回も、作者が開示された時には驚きました

 

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2016年05月08日(日)17時16分 いりえミト作者レス
●たぬきさんへ
 おひさしぶりです。2年前の大夏祭りで感想をいただいて以来でしょうか。感想での企画参加おつかれさまでした。

>冒頭で若干のネタバレをしつつ、しっかり伏線をまいて綺麗にオチていたように思います。事実が発覚した驚き(トリック)や、ストーリー展開での楽しさは少ないですが

◆ある程度楽しんでいただけたようですが、やはり伏線の露骨さや、展開の普通さがあった感じでしょうか。
 他の方からも多くの指摘をいただいている部分なのですが、そこらへんはもうちょっと上手く書きたかったですね。

>文章的な統一感があって心情や雰囲気メインの作品だと感じました。

◆そうですね。雰囲気は大事にしていきたいと常に思っていますし、今回は特に自分の好きなホラー系だったので、自分としては満足でした。

>しっとりとした暗さはダークというタイトル通りで

◆タイトルの通りダークな作品が書きたかったので、そう感じていただけたなら幸いです。

>ちょっとエロティックなのがいいですね。

◆エロさは意識してませんでしたがw まあ、主人公の過去がアレですからね……。


 それでは、感想ありがとうございました。

 

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2016年05月08日(日)17時15分 いりえミト作者レス
●シュバルツシルトさんへ
 はじめまして。感想での企画参加おつかれさまでした。

>いい感じにスタートするが、結末に驚きも何も無い。
>期待がある分失望感が強く、出来がよいだけに惜しまれる。

◆うーむ、他の方からも似たようなご指摘を多くいただいているのですが、やはり伏線の引き方が露骨すぎたせいでしょうか。
 以前の作品で、後半のファンタジー要素を「唐突だ」と指摘された経験から、今回は序盤からバンバンネタバレしていくことにしました。
 しかし、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったかもしれません。

 それと、後半の展開が普通すぎるという部分も、もちろんあるのでしょうね。力不足です。 
 
 シュバルツシルトさんには、せっかく序盤で期待していただけたのに、その期待を裏切る形になってしまったのは、申し訳ないですし、悔しいですね。
 意外性のなさは毎回のように指摘されるので、次回は克服できるように頑張りたいですね。

 
 それでは、感想ありがとうございました。

 

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2016年05月08日(日)21時38分 いりえミト作者レス
●wさんへ
 前回に続いてありがとうございます。企画参加おつかれさまでした。

>まず最初にタイトルが短くシンプルで、逆に目をひきました。

◆シンプルなタイトルが好きです。
 数年前に本屋で、桐野夏生の『ダーク』を見かけたときに、いいタイトルだなと思って、ずっと頭に残っていたので、今回それを拝借しました。まあ、その『ダーク』は未だに読んでなかったりするんですが。(シリーズものみたいですし)

>冒頭から筆力の高さが出ていて、すぐに作品世界に引き込まれました。

◆ありがとうございます。
 引き込まれる冒頭にしたいなとはいつも思っているので、そう感じていただけたなら幸いです。

>ゴルゴン姉妹ネタというのは~誰でも思いつくもので、その使い方も単純

◆実のところ、私には神話の知識が絶望的になかったもので…(ギリシャ神話はそれこそメドゥーサくらいしか知らず、他の神話に関してはサッパリでした)それでゴルゴンをネタにしたというのが実情でした。
 なので、ネットで調べた付け焼刃の知識だけで臨んだのですが、まあ楽しんでいただけたなら幸いです。
 ただ、知識が少ないせいでアイデアにはいつも苦労するので、もっと色々と勉強なくちゃとは思います。

>キャラも魅力がありました。
>海神瑠奈の妖しさも存在感抜群ですし、主人公の心理描写も良かったです。

◆ありがとうございます。私の場合、ストーリーに引きずられてキャラが操り人形になってしまうことも多いのですが、今回はそうでもなかったのかなと、ほっとしています。
 また、心理描写は自分が得意な部分だと思っているので、今後も生かしていきたいですね。

>少しずつ気になる伏線をちりばめていて、ほどよいところで回収

◆伏線に関しては、他の方からは「露骨すぎて先が読める」というご意見を多くいただいているので、もうちょっとバランスを考えたいところではありますね。

>ミサンガのようなアイテムも上手く使っていたと思います。

◆この部分はちょっと強引かなとも思っていたのですが、好意的に捉えていただいてありがとうございます。
 もちろん、実際のミサンガに魔力を込められるという話はまったくありませんが、「切れると願いが叶う」というジンクスを上手く利用できたんじゃないかと、自分では思っていました。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『漢詩方術士レューン』は、漢詩方術のアイデアが面白かったです。私はとにかく知識不足なので、ああいった専門知識を駆使した作品には憧れるところです。

 

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2016年05月08日(日)17時14分 いりえミト作者レス
●つとむューさんへ
 いつもお世話になっています。企画参加おつかれさまでした。

>序盤でぐぐっと引き込まれました。

◆ありがとうございます。
 引き込まれる序盤にしたいなとはいつも思っているので、そう感じていただけたなら幸いです。

>アテナの件は、思わず納得してしまいましたし

◆実はこの部分は、井上夢人『メドゥサ、鏡をごらん』にあった記述をパク……ゴホン、参考にして書きました。自分に知識が足りないゆえの浅はかな手段だったと思うので、もっと知識を身に着けたいですね。(一応ですが、真似したのはメドゥサに関する説明のところだけで、ストーリーそのものはまったく別物ですので)

>ここはすごくもったいないと感じました。
>海神瑠奈はもう少し主人公を泳がしても良かったと思います。

◆ああ、なるほど。これは考えつかなかったですね。
 確かにつとむューさんの案のほうが、ストーリーの流れに説得力が増すなぁ……。
 ラノベだからというよりは、単にアイデアの掘り下げが足りなかったですね。そういうところが自分の弱点なので、克服できるように頑張りたいですね。特に、本作はホラーなので、つとむューさんの案のほうが、よりエグくてホラーらしくなると思いますし。

>エクストレイルは~原付を積み込むのは、かなり大変

◆あ、すみません。エクストレイルに関して詳しく調べたわけじゃなかったので、原付を無理なく積めるか不安ではあったのですが、やっぱり厳しかったですか。(他の方の感想を読むと、原付の大きさ的にも厳しいみたいですね。)
 うーん、下手に車名を出さないほうがよかったかもしれませんね。
 ちなみにエクストレイルを選択くした理由は、原付を積める車種であることが前提で、主人公は一人暮らしの設定なのでミニバンはやや不自然かな、じゃあ中~大型SUVかな、と考え、その中から適当に選びました。

>この石像たちはどうやって運んだのでしょうか?

◆このあたりは裏設定というか……まあそんな大層なものじゃなくぼんやり考えているだけなんですけど、エウリュアレが旅をするたびに、屋敷と石像コレクションも一緒に瞬間移動しているという設定です。なんでそんなことができるのかというと、「神だから」としか……。まあ、正直都合がよすぎる設定だとは自分でも思います。
 もし長編作品を書くとしたら、細かい部分に違和感がない詳細な設定を考える必要があるので、そのあたりは私の課題だと思います。

>いやいや、海神瑠奈も、先生の手の先から石化したらダメでしょう。
>ぶん殴られてしまいますよ。だって、ダークな人間ですから。

◆これも考えませんでしたw 確かにそうですねw
 最初は足元から石化していくと書いていたのですが、それだと男子生徒の死と矛盾するので手からに変更しました。あ、でも男子生徒の死体は足がなくなっているというふうに変更すればよかったのか……。

>三百八十三体の心に囲まれた空間は、本作品にさらに深みを与えてくれるような気もします。

◆海神瑠奈は毎日石像の心を読んでは満足しているのだろうと思います。本作は主人公視点ということで、そのあたりは書けませんでしたが。

>もっとダークになり得る作品と感じました。

◆ダークな作品がすきなので、もっといいものが書けるように頑張ります。その上で、ラノベと融合していけたらと思っています。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『カグライブ!~三人の転入生~』は、独特な設定が魅力のコメディー作品でしたね。軽い文章でサクッと読めるのがよかったです。
 ちなみに、たぶんつとむューさんの作品だろうと思っていたので、当たってうれしいですw

 

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2016年05月08日(日)17時13分 いりえミト作者レス
●志田 新平さんへ
 はじめまして。企画参加おつかれさまでした。

>まず冒頭に惹きつけられました。

◆ありがとうございます。
 引き込まれる冒頭にしたいなとはいつも思っているので、そう感じていただけたなら幸いです。

>海神はポセイドンから苗字を取ったんですかね

◆あ、気づいてもらえてうれしいですw

>ホラーチックで楽しめました。

◆ありがとうございます。ホラーは初執筆でしたが、そういただけるとうれしいです。

>主人公もなかなかの鬼畜ですね。
>石像になっても反省をしないところも「うわぁ酷いやつだな」という感じです。

◆想定通りの楽しみ方をしていただけたようで、なによりです。こういうのはラ研では受けないかも、と思っていただけに、ほっとするところです。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『古太刀和也の怪異譚 生贄の巫女と優しい詐欺師』は、設定の作りこみが凄い力作でしたね。長編化すればさらによくなる作品だと思います。

 

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2016年05月08日(日)21時36分 いりえミト作者レス
●たかセカンドさんへ
 おひさしぶりです。企画参加おつかれさまでした。


冒頭で、海神瑠奈の容姿や性格、主人公の現状など物語に必要な情報を違和感なく、読み手に提供している

◆ありがとうございます。
 それほど意識的に書いたわけはなかったですが、上手くいっていたならよかったです。

>文章が非常に上手く、かつテンポも良い

◆ありがとうございます。
 文章に関しては、凝った表現などは苦手ですが、読みやすくすることにはこだわっているので、これからも意識していきたいですね。

>海神瑠奈の正体を明かす場面と、主人公の過去の罪の告白の場面では、ほんの少々ですがだれてしまいました。
>少し、説明セリフが多いかな? と言う印象を受けました。

◆そうですね。あのあたりは、まさにお互いが「説明」をするためだったので、まあいいかなと思っていましたが……。
 「説明的な書き方」とはよく指摘を受けるので、私の悪癖なのだと思います。もうちょっと自然に書き片をできるようになりたいです。

>あまり多くは語らず、読み手の想像に任せるという選択もありなのかと思いましたが

◆あー、なるほどです。
 私は説明したがりなので、これまでそういう考えは持ってなかったです。確かに、想像の余地を残す書き方をしたほうがいい部分もあると思うので、次回以降意識していきたいですね。

>ライトノベルという印象はあまりありませんでした。

◆そうですね。今回は自分の好きなものを書いてみたのですが、結果としてラノベっぽくなりませんでした。まあ自分としては満足できましたし、思ったよりも好意的な感想をいただけたので、こういう作風とラノベを融合することを模索していきたいです。

>最近職場に4人の新入社員が入社したのですが、その内3人がエクストレールでした。

◆街中でもよく見かけますし、結構人気があるんじゃないでしょうか。(それにしても4人中3人はすごいw)


 それでは、感想ありがとうございました。
 『神の語り部』は、設定が面白い上に主人さまのキャラが魅力的で、本当に素晴らしい作品だったと思います。(キャラクター賞おめでとうございました! 私自身は投票に参加していなかったのですが、納得の結果でした)
 『やくそうの正しい作り方』もよかったですが、改めてたかセカンドさんの凄さがわかりました。やくそうの時は40点か30点かで迷って、結局30にしたのですが、今回は迷わず40点でした。

 

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2016年05月08日(日)17時10分 いりえミト作者レス
●キーゼルバッハさんへ
 はじめまして。企画参加おつかれさまでした。

>(設定)
>しかし、ストーリー的にはまっすぐ一本道だったので、早い段階から
>物語の結末を予想しやすい物語でもありました。

◆このあたりは狙いがあってあえてやったことでしたが、他の方からも似たご意見をたくさんいただいているので、失敗だったかもしれませんね。
 最初の予定では冒頭の「石像」の記述も、男子生徒が死ぬ事件も書く予定はなかったのです。しかし、そうすると後半で突然ファンタジー要素が登場することとなり、「唐突だ」と指摘されるのではと思い、序盤からバンバンネタバレしていくことにしました。
 以前の作品で、後半のファンタジー要素を「唐突だ」と指摘された経験からそのように考えたのですが、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったかもしれないですね。

>(キャラ)
>私(教師)
>心理的な変化もよく分かりやすく、感情移入しやすかった

◆ありがとうございます。このあたりは、一人称で書いた効果アリですね。

>海神瑠奈
>最後の展開について、もう少しあっと驚くような展開が欲しかったかなという印象です。

◆私自身も驚きのある展開が好きなのですが、自分の作品ではなかなか書けません。
 毎回似たようなことを言われるので、力不足を感じるとろこですが、克服できるように頑張ります。

>(世界観)
>一般の教師が、徐々に非現実的な世界観に巻き込まれていく過程は、読んでいて興味深く、

◆ありがとうございます。これまでの作品は日常物が多かったので、今回ファンタジー要素を含む話を書いたことは、自分としても勉強になりました。企画のテーマが「神話キャラ」に決まった時は「やべー書けないかも」と思ったのですが、挑戦してよかったです。

>(文章)

◆文章に関しては、凝った表現などは苦手ですが、読みやすくすることにはこだわっているので、これからも意識していきたいですね。

>(テーマ)
>もうちょっと深く神話と絡ませてもよかったのかなと思いました。

◆実のところ、私には神話の知識が絶望的になかったもので…w(ギリシャ神話はそれこそメドゥーサくらいしか知らず、他の神話に関してはサッパリでした)
 なので、ネットで調べた付け焼刃の知識だけで臨んだのですが、「十分企画の意向に沿った作品」と言っていただければ、自分としては御の字ですw
 ただ、知識が少ないせいでアイデアにはいつも苦労するので、もっと色々と勉強なくちゃとは思います。

>(総評)
>主人公が最後、石像になって自分の過去をや、海神瑠奈のことを思い返す場面においても、もっと心理的に訴えかけるような描写が欲しかった印象です。

◆ラストは、確かにちょっと淡白な描写になってしまったと思います。
 枚数をなるべく50枚に収めたいという考えもあったのですが(結局オーバーしてしまいましたが)、ラストシーンはやはり重要だと思うので、もっと上手く書けるように頑張ります。

>あっと驚くような展開が欲しかった

◆本作に関しては、やはりこれが弱点だったかなという感じですね。
 これまでの作品でも「話が平坦」と言われることが多かったので、私の弱点だと思います。なんとか克服できるように、次回は強く意識していきたいですね。


 それでは、感想ありがとうございました。
 『☆パンツ聖戦☆』は、私としては大好きな作品で、とにかく笑いましたw 文書もキャラも設定のバカバカしさもよく、ハイレベルな作品だと感じました。

 

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2016年05月08日(日)17時09分 いりえミト作者レス
●ハイさんへ
 いつもお世話になっています。企画参加おつかれさまでした。

>●正しくは、「それが冬服だったので」ですね。

◆ご指摘ありがとうございます。自分でも投稿後にいくつか誤字脱字を見つけましたが、毎度のことなので気をつけたいですね。もっと早めに書きあげてじっくり推敲をしたいところなんですが、毎回ギリギリになってしまうのが辛いところです。

>●これはちょっと理屈がおかしかったです。

◆うーむ、そうですね。自分でもちょっと思っていました。
 主人公が罪を犯した日付を覚えている理由づけとして考えたものでしたが、ちょいと強引でしたね。ハイさんの言うように「思いだした」という記述なら多少不自然さが軽減されたかもしれないですね。

>展開が非常に読みやすかったんです。
>特に、伏線の張り方。
>これがあからさますぎて読み進めなくても展開がわかってしまう

◆このあたりは狙いがあってあえてやったことでしたが、他の方からも似たご意見をたくさんいただいているので、失敗だったかもしれませんね。
 最初の予定では冒頭の「石像」の記述も、男子生徒が死ぬ事件も書く予定はなかったのです。しかし、そうすると後半で突然ファンタジー要素が登場することとなり、「唐突だ」と指摘されるのではと思い、序盤からバンバンネタバレしていくことにしました。
 以前の作品で、後半のファンタジー要素を「唐突だ」と指摘された経験からそのように考えたのですが、アツモノに懲りてナマスを吹いてしまったかもしれないですね。

>伏線とは、もっとわかりにくくて、でも結末を見たときに「ああ、あれが!」とようやく気付くレベルで張るのが理想的です

◆非常によくわかります。
 上では「わざとだ」なんて書きましたが、これまでの作品でも自然な伏線を引けたためしがなく、そういう技術がないことも、また事実です。
 私自身としても伏線が消化される瞬間は大好きなので、もっと上手く伏線が引けるように頑張りたいですね。

>●神です、の部分は少し陳腐だと感じました。

◆なるほどです。
 この部分も最初は書くつもりはなかったのですが、「人間の心が読めるのは神だから」ということを示す必要があると思い、付け加えました。
 まあ、「神だから心が読める」というのは完全に話の都合であり、私としてはその設定自体が強引だと感じていたのですが、他にいいアイデアが出ませんでした。
 ちなみに他にも「神の力」で色々やっているという設定なのですが(たとえば高校に入学していることなど)、「神の力でどこまでできるのか?」というのは考えたらキリがなく、詳細な設定の作りこみは行っていないのが実情です。
 設定を考えるのは難しいんだなということを、今作で気づかされたように思います。(これまでの作品は日常物がほとんどで、設定を作りこむ必要がなかったので)


 それでは、感想ありがとうございました。
 『妖精を月の、時間に英雄が醜い内なる時間に呼び覚ます』は、後半の展開が衝撃的な作品でしたね。完成度が高く、最初からホラー系の内容だとわかっていれば、さらに楽しめたと思います。
 ていうか、ハイさんがあんなブラックな作品も書けるとは知らなんだ。おかげで作者が開示された時には驚きましたw
 次回作も楽しみにしています。

 

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2016年05月07日(土)06時07分 えん
こんにちわ!!
おひさしぶりです。拝読しましたので感想を。


一言で言えば、レベルが高い規格内の作品でした。(誤字ではない)
まとまっているけれど、ちょっと足りない、そんな読後感でした。
いいなーと思う描写や、ダークという言葉にひかれるところはあったんですが、
着地は予想通りでなにかおおっ!? と思うところがありませんでした。

乙一の石の目を少し思い出したんですが、あれは最後にトリックがありました。

今回いりえミトさんもあんな感じに仕掛けてくるのかと思いきや、あ、普通の話だった、みたいな。

メドゥーサの姉と言われても、ちょっとあれれな感じがあって、(伏線は多数あれど)けっこう語り口調が一定で落ちついているからかなぁ、なんても思いました。

すごく読みやすかったのは、さすがだと思います。

ではでは、そんあ感じでした!








 

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2016年05月07日(土)00時20分 いりえミト作者レス
 みなさま、感想ありがとうございました。
 今回は公開後半で一切感想を読んでいなかったので、これからじっくり読ませていただきます。
 個別の返信はしばらくお待ちください。

 なお、本文は5/7の22:00頃削除し、跡地化します。

 それでは、参加されたみなさま、お疲れ様でした。
 そして改めて、感想をありがとうございました。
 

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2016年05月07日(土)00時28分 茉莉花
作者の方へ

茉莉花と申します。
貴作、拝読しました。

大変申し訳ないのですが、一身上の都合により感想を削除させていただきます。
いりえミトさんのせいではないです。
レスもお気遣いなきよう。

今後のますますの創作活動をお祈りしています。
 

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2016年04月27日(水)16時57分 ピューレラ20点
こんにちは。

一番最初に主人公が石像であることを話してしまっていることで
早々に海神瑠奈がメデューサか、その姉妹だろうなと想像ついてしまうところが
勿体無く思いました。

【好きだった点その1】
海神瑠奈の存在がとても興味を惹いたところ。

ただ外見がいいだけでなく、主人公が興味を持っていったように
読みながら引き込まれていったところ。

【好きだった点その2】
一人称でありながら事件物のような語り口が余計に何か起こりそうだと
思えて読み進めることができました。

 

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2016年04月27日(水)22時38分 たてばん L2TtHY/jcg30点
 執筆お疲れ様でした。
 拝読しましたので、思ったことや気になったことを残します。

 《文章》
 あえて先生の名前を出さないように配慮をしたことで、感情移入がしやすかったと思います。

 《設定》
 日付になんの意味があるのかと思っていたら、最後に繋がる伏線ですべて納得できました。

 エクストレイルに原付が乗るのかどうかも調べてみましたが、モンキーぐらいの小ささならハンドルを畳めば立てたまま乗るそうですね。
 歩く速度も平均約四キロほどで八キロの道のりを二時間と、これもなんの問題もなかったです。

 《構成》
 > 四年間、いたって真面目に教師としての任務をまっとうしてきたと自負する私にとって、ひとりの女子生徒と、ある意味で特別な関係になるという、そんな背徳的な出来事に魅力を感じてしまったのだ。
 >  ■
 >こうして、同じ車で登下校をするという、私と海神瑠奈の奇妙な関係が始まった。
 や
 >「わたしはゴルゴンなんです」
 >  ■
 >ははは、と私は笑った。
 のように■を付けた短い章分けが多かったと思います。
 短い章分けのせいで、なんだか四コマ漫画を読んでいる感覚に囚われました。
 章を分けるのは、日付が変わるとこだけでも良いのではないのかなと思いました。

 あと、終始暗い雰囲気でタイトル通りダークなのですが、先生の身に起きたことを淡々と語っているだけで、盛り上がりに欠けると思いました。
 盛り上がらせるために、屋敷から逃げだそうと抵抗し海神と闘うも、負けて石像になるでも良かったと思います。

 《総評》
 無駄な設定も無いどころか、エクストレイルのこととか調べ込んでて凄いと思いました。
 木々に囲まれた道を走るエクストレイルは似合っていて良いですね。

 未熟者の身でいろいろと口出ししてすみません。
 企画参加お疲れ様でした。では、失礼します。
 

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2016年04月24日(日)13時57分 兵藤晴佳50点
 背徳の美。
 その一言に尽きます。
 心の底に棲む獣に抗って生きるのが人間ですが、人間を捨ててなおかつ獣にならずに済む方法があったとは。
 思考のループは、ある意味では彼にとって幸せな「生き方」なのかもしれません。

 高橋葉介『夢幻紳士』に出てきそうな話ですね。玄人好みです。
 余計な感情をくどくど述べず、必要なことだけを淡々と語るのも、クライマックスの恐怖をあおります。

 ひとつ想像して可笑しかったのは、吾妻ひでお『ななこSOS』のセーラー服のように「この子はいくつミサンガを持っているんだろう」ということです。アテナの力を込めたミサンガなんてそうそうあるもんじゃないと思うんですが、逆に考えれば詰め合わせなんかになってると安っぽくて笑えます。

 企画投稿、お疲れ様でした。ゆっくりと楽しんでまいりましょう。
 

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2016年04月24日(日)10時51分 99kg30点
非常におどろおどろしい雰囲気で始まり、文章もうまい。
海神も神秘的で妖艶。魅力的です。
先というか途中の展開が気になる話でした。

ただ気になる分、結末が冒頭で記述した通りだったというのは残念です。
結末は始めから分かっているので、その間に何があるのか、というのがポイントとなるのですが、
この場合、主人公である教師が、過去に何をしたのか、という事に集約されると思います。
蓋を開ければ大した事はなかった、というのが印象です。
もちろん強姦殺人の罪が軽いと言うわけではないのですが、他の犯罪者に比べればあまりに普通。
そういう人間を獲物に選ぶのは海神の自由なのですが、
「怪物が尻尾を出した」の件で、要するに一時の気の迷いではなく、先生はそういう人間なんですよ、という事なのでしょうが、これだけ段取りよく誘われては男なら誰でも抱きしめてしまうでしょう。
それが作為的というよりは物語的な都合に見えてしまう。
自分の想像する海神にはそんな免罪符は必要ない。罪の中身は関係なく、ただ気に入ったからコレクションに加える。
要は「ダーク」さが足りない。
そういう所で突然「能力」とか「発動」とか中二病用語が飛び出す。
海神がなぜ先生を選んで、どのようにそれを知り、どうやって暴き出すのか?
という部分がおそらく一番の見せ場で気になる事だったのですが、
その答えは神だから、心が読めるから、
となってしまったので、急激に冷めた。
心が読めてしまうのなら、もっと内に秘めたダークな部分を餌にすると思うんですね。
海神は別に正義の味方ではないのだから「何をやったのか」なんていうのはどうでもいいと思うんですね。罪を逃れた犯罪者を狙っているワケではないはずです。
要はどれだけ内にダークなモノを秘めているか、で選ばれるべきで、
ダークなものを内に秘めて日常生活を送っている人間、とはもっと恐ろしそうです。
それに比べると先生などコソドロもいい所、というのが感想です。
結果海神の存在も軽く見えてしまう。

というのが残念の詳細です。

 

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2016年04月23日(土)23時36分 たぬき nY39lNOBNk20点
冒頭で若干のネタバレをしつつ、しっかり伏線をまいて綺麗にオチていたように思います。事実が発覚した驚き(トリック)や、ストーリー展開での楽しさは少ないですが、文章的な統一感があって心情や雰囲気メインの作品だと感じました。
しっとりとした暗さはダークというタイトル通りで、ちょっとエロティックなのがいいですね。
 

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2016年04月23日(土)12時49分 シュバルツシルト0点
いい感じにスタートするが、結末に驚きも何も無い。
期待がある分失望感が強く、出来がよいだけに惜しまれる。


 

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2016年04月23日(土)09時53分 w30点
こんにちは。
読ませて頂きましたので、感想を残していきます。

といっても、単純に、面白かった、くらいのものでしょうか。
まず最初にタイトルが短くシンプルで、逆に目をひきました。こんなんで大丈夫か、という思いもありましたが、作品本文を読んでみればこれが最も適したタイトルだったでしょう。このセンスも良かったです。
冒頭から筆力の高さが出ていて、すぐに作品世界に引き込まれました。
企画テーマから考えると、ゴルゴン姉妹ネタというのは14作品中2作品なので、誰でも思いつくもので、その使い方も単純に相手を石化するというもので特にひねりはありませんが、むしろそのチョイスも良かったと思います。複雑な設定とかストーリー展開でどうこうするより、高い筆力を活かした描写で読者を楽しませることができていたと思います。
キャラも魅力がありました。海神瑠奈の妖しさも存在感抜群ですし、主人公の心理描写も良かったです。いけない、と思いつつも海神瑠奈に引き寄せられてしまう心境を上手く描いていました。やはり小説は心理描写あってのものだなと改めて思います。
物語の展開も、少しずつ気になる伏線をちりばめていて、ほどよいところで回収していって常に読者の興味をひいていましたし、ミサンガのようなアイテムも上手く使っていたと思います。
そして、タイトルにもなっているダークというキーワードの使い方も印象的でした。
全体として面白く、特に文句をつけるようなところもありません。
短いですが、感想は以上です。

 

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2016年04月20日(水)22時44分 つとむュー20点
GW企画の執筆、お疲れ様でした。
御作を拝読いたしましたので、感想を記したいと思います。

>海神瑠奈は、似ていたのだ。
>《あの娘》と。

序盤でぐぐっと引き込まれました。
「あの娘」の謎。そして、海神瑠奈の美しさ。
これはとても良かったと思います。

>わたしは思うんです。メドゥサとアテナ、本当に怪物なのは一体どっちだろうって
>でも、思うんです。人間の中にも怪物はたくさんいると。

ここも良かったです。
アテナの件は、思わず納得してしまいましたし、ラストの伏線にもなっていました。
これはお見事だと思います。


>「なにがちがうんです? わたしは先生を案内しようと手を取っただけなのに、いきなり抱きついてくるなんて、セクハラですよ」

ここはすごくもったいないと感じました。
このような淡泊な展開にされたのは、ライトノベルだからなのでしょうか?
これは個人的な勝手な妄想ですが、海神瑠奈はもう少し主人公を泳がしても良かったと思います。
はっと気が付くと、着衣が乱れ半裸の状態の海神瑠奈が、涙を流している。
八年前の光景が主人公にフラッシュバックする。思わず手が海神瑠奈の首に伸びて、力をこめてしまい――
と、ここで海神瑠奈がニヤリと笑って自分の正体を明かす。
その方が読者もハラハラドキドキしますし、海神瑠奈ももっと艶やかに描けそうですし、
二人目を殺そうとしたのであれば、石にされても仕方が無いと読者も納得できますし、
退屈な八年前の昔話も短くできて、50枚に収まるような気もします。


>エクストレイルは、後部座席を倒せばラゲージスペースを広くすることができる。そこに原付を積みこんだ。

エクストレイルはラゲッジスペースの開口高が九十センチ以上もあるので、
原付を積み込むのは、かなり大変なのではないでしょうか?
それよりもワンボックス系(ステップワゴンの開口高は四十五センチ)の方が、現実的だと思います。


>受け取ると、ずっしりと重い。十キロ以上の重量がありそうだ。
>この部屋にある石像は、現在三百八十二体。彼らはみな、ダークな人間でした

この石像たちはどうやって運んだのでしょうか?
みなさん、日本で石になったわけでは無さそうですし……


>見ると、手先が石化していて、じわじわと上に浸食してくる。

いやいや、海神瑠奈も、先生の手の先から石化したらダメでしょう。
ぶん殴られてしまいますよ。だって、ダークな人間ですから。
それに、海神瑠奈は直に触っていないと石化できない設定のようですから、
殴られてひるんでしまうと逃げられるような気もします。


>そんな怪物たちを石像にし、コレクションすることで、わたしは心の安らぎを得ることができるのです
>わたしは、人間の心の中を読むことができるんです

冒頭のシーンなどから判断して、石像には心が残っているようですね。
そして、海神瑠奈はその心の中を読むことができる。
三百八十三体の心に囲まれた空間は、本作品にさらに深みを与えてくれるような気もします。
この辺り、続きをもっと読んでみたいと思いました。


いろいろと書いてしまいましたが、もっとダークになり得る作品と感じました。
拙い感想で申し訳ありません。
今後のご活躍を期待しています。
 

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2016年04月19日(火)16時14分 志田 新平 2XEqsKa.CM30点
作品拝読いたしました。

まず冒頭に惹きつけられました。石像という異様で良い掴みだな、と思いました。

海神はポセイドンから苗字を取ったんですかね。蠱惑的な感じが出ていました。主人公と仲良くなる過程もリアリティがあってとても良かったです。怪物をコレクションするという彼女の性癖もホラーチックで楽しめました。
主人公もなかなかの鬼畜ですね。性犯罪者なのに教師をやるという思考もキャラが立っていると思います。石像になっても反省をしないところも「うわぁ酷いやつだな」という感じです。

楽しませて頂きました。
それでは執筆お疲れ様でした。
 

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2016年04月17日(日)21時48分 たかセカンド30点
こんばんは。
「ダーク」を読ませていただきました。

感想に関しまして私が思ったことを書かせていただきました。
納得のいく所だけ抜き出し、今後の執筆の糧にしていただけましたら嬉しく思います。


冒頭で、海神瑠奈の容姿や性格、主人公の現状など物語に必要な情報を違和感なく、読み手に提供しているのは素直にすごいことだと思いました。

文章が非常に上手く、かつテンポも良いためまったく引っ掛かることがありませんでした。
車中での海神瑠奈との会話も、表現や描写などが上手く、ぐうの音も出ませんでした。
地下室での正体を明かす場面。盛り上げて落とす。ため息が出てしまいました。

結論として、大変面白く読ませていただきました。

ただ、終盤の海神瑠奈の正体を明かす場面と、主人公の過去の罪の告白の場面では、ほんの少々ですがだれてしまいました。
少し、説明セリフが多いかな? と言う印象を受けました。

あまり多くは語らず、読み手の想像に任せるという選択もありなのかと思いましたが……
うーん。私程度では良い意見を言うことができません。難しいですね……。

しかし、本当に最後まで面白く読み進めることができました。
ライトノベルという印象はあまりありませんでした。


全く関係はありませんが、最近職場に4人の新入社員が入社したのですが、その内3人がエクストレールでした。
私は全く車に詳しくないのですが、今流行っているのかな?

いろいろと失礼なことを書いてしまったかもしれません。申し訳ありません。

以上となります。

このたびは有難うございました。
 
 

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2016年04月17日(日)15時19分 キーゼルバッハ20点
 キーゼルバッハと申します。読まさせていただきましたので感想を。


(設定)
 
 真っ暗な視界の中、感覚のなくなってしまった『私』は、追憶の中の
 少女と、自分の犯した罪を思い出す。そしてもう一人、海神瑠奈という
 バケモノを。全ては、海神瑠奈が私が教師として赴任している高校へ
 転校して来た日から始まった……という内容でした。
 基本的なストーリーや、『ダーク』という言葉を印象的に使っていたり、
 主人公『私』の心情に対する描写など、濃厚で深い物語で、とても
 面白く読ませていただきました。
 しかし、ストーリー的にはまっすぐ一本道だったので、早い段階から
 物語の結末を予想しやすい物語でもありました。
 起承転結で言えば、『転』がやや弱い印象です。もう少し捻りやあっ
 と驚く何かが欲しかったなと思いました。

(キャラ)
 
 私(教師)
      :県立M高校に教師として努めている。
       過去に罪を犯し、そのせいで女性と深く付き合うことが
       出来ずにいた。
       そんな時、海神瑠奈と出会い、惹かれていく。ある日、
       原付きバイクが壊れて家に帰れずじまいだった海神瑠奈
       を自分の車で家まで送った時から、家まで送り迎えする
       関係になり、いけないと分かりつつも、一ヶ月近くそういう
       関係を続けてしまう。そんなある日、海神瑠奈に送り迎え
       のお礼に家にてお食事でもと呼ばれ、海神瑠奈の豪邸に
       案内されるのだが、そこで『私』は奇妙なものを見てしまう……。
       主人公である『私』は、教師という役職についている
       せいか、比較的おとなしめの印象です。また、一人称形式
       であるため、『私』の過去に対する呵責、海神瑠奈対する
       心理的な変化もよく分かりやすく、感情移入しやすかった
       印象です。

 海神瑠奈
 
      :主人公『私』の務める県立M高校に転校してきた、
       妖艶な雰囲気を持つ美少女高校生。
       その美貌に、クラスの男子、また女子も魅力に囚われ
       それはクラスの担任である『私』も例外ではなかった。
       その後、原付きバイクが壊れたことをキッカケに『私』
       に学校と家の送り迎えをお願いすることになる。
       しかし、それにはとある理由があり……。
       正体がエウリュアレであることと、最初、自己紹介の時に
       祖母がギリシア人であることが伏線として絡んでいたり、
       男子高校生が右腕を失った状態で見つかった事件と、
       絡んでいたり、また冒頭で主人公である『私』「いまの
       私は、石像なのだから」と言っていたり、正体については、
       予想しやすく読んでいてすんなりと入ってきました。
       また、最後の展開についても、明かされる海神瑠奈の正体
       と相まってなるほど、と納得しました。でも、最後の展開
       について、もう少しあっと驚くような展開が欲しかったかな
       という印象です。
       

 追憶の女子高生 

      :主人公『私』の過去、浪人生時代に登場する追憶の
       女子高生。主人公のトラウマの一つであり、罪の証
       でもある。たびたび、海神瑠奈とこの女子高生
       を重ねてしまうほど、『私』に対して強い印象を与えて
       いる人物。
       その正体は、主人公が浪人生時代に、衝動的に襲い、
       殺してしまった被害者。その罪の記憶を海神瑠奈に
       暴かれ、『私』は海神瑠奈に石にされてしまう。
       主人公の記憶の中のみで登場し、時折、海神瑠奈と
       重ねる形で現れる、被害者の少女。ほとんどセリフも
       無く、ただ記憶の中の一場面として語られる存在ですが、
       『私』が印象的に語っているおかげで、この物語に
       強く印象を残していると思われます。



(世界観)
 
 世界観に関しては、現代をベースに、日常の中にある非日常を書かれている
 という印象で、とても面白く感じました。一般の教師が、徐々に非現実的な
 世界観に巻き込まれていく過程は、読んでいて興味深く、飽きること無く読み
 すすめることが出来ました。

(文章)

 文章は、読みやすく50枚オーバーという枚数ながらも、それを感じさせる
 事無く、最後まで一気に読むことが出来ました。
 また、主人公『私』の心理描写や、過去のトラウマ、「海神瑠奈に対する
 気持ちの変化の過程を、一人称形式で分かりやすく書いていますので、
 感情移入しやすく、物語にすごく集中することが出来ました。

(テーマ)

 ギリシア神話をベースに、上手い具合に現代の日本と絡ませていると感じ
 ました。十分企画の意向に沿った作品だと思います。
 ただ、テーマの神話の活かし方について、もうちょっと深く神話と絡ませて
 もよかったのかなと思いました。別に、神話じゃなくても別の何かに代用
 出来そうなほど、汎用性が高いので、もう少しテーマである神話を物語
 の中で強めても良かったかもしれません。
 

(総評)

 基本的なストーリーは、スタンダードながらも、主人公である『私』の
 過去を伏線として語ったり、心理描写、そして『私』から見た海神瑠奈を
 印象的に描写しているなど、読み応えのある物語で、とても面白く拝見
 させていただきました。
 しかし、予想しやすいストーリーであるがゆえ、驚きや、ストーリーの
 起伏が少ないように感じました。主人公が最後、石像になって自分の過
 去をや、海神瑠奈のことを思い返す場面においても、もっと心理的に訴え
 かけるような描写が欲しかった印象です。
 予想しやすいストーリーであるがゆえに、最後の展開についても何か一つ、
 二つ、あっと驚くような展開が欲しかったというのが、正直な感想であります。
 
 

それでは、GW企画お疲れ様でした。また機会がありましたら、読ませていただけると嬉しいです。

キーゼルバッハでした。

 

nice235
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2016年04月17日(日)11時58分 ハイ0点
どうも、『ダーク』拝見いたしましたので感想を書きます。

ですが、あまり色よいお話は出来ないと思います。
ご了承ください。
まず、全体の文章としましてはとても丁寧で読みやすかったです。
この点に関してはほとんど不満はなく、あっても数点でした。
あげるならば、

>それが冬服をだったので

●正しくは、「それが冬服だったので」ですね。

>その日が衣替えの日、つまり十月一日であることに気がついたのだ。

●これはちょっと理屈がおかしかったです。
冬服だからといって十月一日と判断することは出来ません。
正確には、体調なども鑑みてその前後からの衣替えも可能だからです。
また、作中に明確な説明はありませんが、十月一日以降であってもおかしくはないわけで。
ここは、十月一日であることを思い出した、あたりが妥当だったのではないでしょうか?



●その後のストーリーの運びに関しましては、綺麗に収まっていました。
しかし、あまりに綺麗におさまっているために、展開が非常に読みやすかったんです。
例えば冒頭、石造と化した男という点から、メデューサ関連の怪物を想像するのは容易ですし、その後の男子高生の事件もそれを後押ししています。
また、ヒロインは瑠奈以外に存在しないため、瑠奈がメデューサと予想できてしまいます。

さらに、担任の悪事。これに関しても、完全にではないですがある程度の予想がついてしまいますので、最後の場面での種明かしはどれも予想の範囲内で、読後の印象としては「ああ、うん。まあ、そうなるよね……」といった感じでした。


私的には、この作品の作者さんは文章も構成もワンシーンの見せ方も、一定の水準にある、と感じました。
しかし、その分全体としての話の見せ方がもう一つ。
特に、伏線の張り方。
これがあからさますぎて読み進めなくても展開がわかってしまう、という非常に残念なことになっています。
伏線とは、もっとわかりにくくて、でも結末を見たときに「ああ、あれが!」とようやく気付くレベルで張るのが理想的です。
現状だと、伏線というよりは次の展開の予告でしかないので、このあたりをもっと勉強されると、段違いに面白い作品が書けるようになると感じます。


また。

>「神です。そして、同時に怪物でもあります。お気づきになりませんか? 見た者を石に変える能力を持つ怪物」


●神です、の部分は少し陳腐だと感じました。一応。
私もプロット段階で色々執筆候補を考えていましたが、現実ものにおける作品の神の扱いは非常に難しいですよね。
この作品においてはわざわざ、神です、というと雰囲気が崩れると思うので、もう少しぼかした言い方をした方が作風にあっていたんじゃないかな、と思いました。


では、私からは以上になります。
 

nice251
pass
合計 13人 280点

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