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ドジッ子サンタの服部さん
「ど……どこだ、ここは……?」
 寝起きで重くなった頭を上げると、見慣れない光景が広がっていた。
 俺が寝ていたのは、大の字になっても余裕のある天蓋つきのベッド。部屋の内装を見渡すと、高そうな調度品や家電があった。
 ――いや、目を開けるまでもなく自分の部屋ではないと感づいていた。こんなに寝心地のいいふかふかの枕や布団に覚えはないから。
 なんでこんな所にいるんだ? 寝ぼけている頭を必死に働かせていると、ゆっくりと部屋のドアが開いた。
「あっ! お目覚めでしたか! おはようございますっ!」
 部屋に入ってきたのは、俺と同年代の女の子だった。
 人懐こそうな大きな目が印象的で、活発そうなハイトーンボイス。男女問わず人気がありそうな美少女だ。だが、素晴らしい容姿よりも先に目がいったのは――その特徴的な服装だった。
「はじめまして! 今年からこの地区を担当することになりました、サンタクロースの服部ハルカと申します!」
 滑らかなポニーテールを揺らしながら、女の子は頭を下げた。
 彼女の服装は、伝承として伝え聞くサンタクロースそのものだった。赤い布地と毛皮のトリミングが特徴のナイトキャップとワンピース。担いでいるのは、なにが入っているのかわからない大きな布袋。もっとも、目の前にいるのは懐が深そうな白ヒゲのおっさんではなく、小動物のような可愛らしい存在だが。
「サ、サンタクロース……? きみが……?」
「はいっ! いい子にしていた須藤さんにサプライズですよ!」
 肩口がまる見えで、太ももあらわなミニスカートという、防寒機能を捨てた女の子らしいコスチューム。正直、これだけ露出が多いと目のやり場に困る。
 ――ちなみに、さっきおじぎした拍子に胸の谷間が見えるんじゃないかと期待したが、残念ながら華奢な体躯にふさわしい発育具合だった。
 そんなことはさておき、だ。依然として状況を把握できない。かろうじて今日はクリスマスイブだったことを思い出したが。
「どうですか、憧れのサンタクロースに会えた気分は? あ、ちなみに親しみをこめて名前で呼んでくれても構いませんよ?」
 服部さんは、サンタの象徴たる衣服を見せびらかすように両手を広げ、ワンピースの裾をひらりとさせながらターンした。
 ……俺、こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの。
 無反応な俺に拍子抜けしたのか、服部さんは小首をかしげる。
「えーっと、もしかしてあんまりテンション上がってません?」
「……残念ながら。なんでこんな所にいるのかもわかってないし……つーか、なんで俺の名前知ってんの?」
「プレゼントを渡す人の名前ぐらい知ってますよ。サンタなんですから」
「そりゃそうだろうけど、なんで俺なのかが知りたいんだけど?」
「だって私に会いたいってお手紙くれましたよね?」
「……は?」
「……え?」
 話がかみ合っていない。俺がサンタクロースを心待ちにしていたのなんて何年前の話だよ。
「須藤千秋さん、で合ってますよね?」
「ああ。……そもそもさぁ、高校生にもなってサンタの存在を信じている奴がいると思うか?」
「で、でも西木野さんはサンタの存在を信じてましたよ?」
「誰だよ! 西だか東だかわからんが圧倒的少数派のケースだよ!」
「ええっ!? じ、じゃあこの手紙は……?」
 服部さんは折りたたまれた手紙をポケットから出し、俺に渡してきた。
 くしゃくしゃに折りたたまれた手紙を開く。そこに書かれていたのは――
 拙く汚い字で。
 漢字を知らない幼稚な文面で。
 けれど、なにを望んでいるのかだけはわかる一文。

 いいこにしてるのでサンタさんにあいたいです
                       すどう ちあき

「高校生がこんな手紙書くか! 常識的に考えたらわかるだろ!?」
「え……じゃ、じゃあこれは……?」
 手にした手紙を震わせながら、服部さんは戸惑いの表情を見せる。
「知るか! 第一、たたき起こして顔見せれば済む話だろ! なんでわざわざこんな場所に連れて来る必要がある!?」
「見ず知らずの人間にいきなり起こされたら通報されると思ったので……」
「見知らぬ場所で目覚めても通報するわ! むしろ拉致監禁で罪が重くなるじゃねーか!」
「……や、やっぱり私を警察に突き出すつもりですか?」
 半身になって脅えた様子の服部さん。いやいや、立場が逆だろ……。
「……場合によっては。まあ、大人しく帰してもらえるなら俺はそれでも――」
「いやああああああああああああああ!」
「へぶしっ!?」
 突如、服部さんが大声をあげながら掌底を放ったところで意識が途切れた。



「本当にスミマセン……仕事を失うかもしれないという不安に駆られついカッとなってやってしまいました……反省も後悔もしてますのでなにとぞご容赦を」
 目を覚ますと、服部さんが土下座していた。通報されるのを恐れるあまり、容疑者の供述みたいな弁明になっているが。
「ここに連れてきたのもよかれと思ってやった行為であって、身代金目的の誘拐とかそんな大それたことはこれっぽっちも考えておりませんのでどうか、どうかご慈悲を……」 
「あー、悪気がないのはわかった。警察には連絡しないから顔をあげてくれ」
 痛みが残るアゴをさすりながら答える。しかし拉致スキルといい、さっきの掌底といい、ちっちゃい身体に似合わないパワーを持ってるのはよくわかった。本気出されたら勝てないだろうな……。
「……本当にサンタクロース? 名前もカタカナじゃなくて服部さんだし、いまいち実感がわかないというか……」
「ですよー。まあ、法律なんていう人間が生み出した不完全ルールが世の中にはびこる限り、姿を晒すこともできず伝説の存在として生きていくしかないんですけどねー」
 暗い表情で投げやりな口調の服部さん。同情はするけど受け入れることはできない。少なくとも社会不適合者だというのは明らかだから。
「はー、とんだ茶番だったぜ。んじゃ、そろそろ帰るんで迷惑料代わりにお土産付きで家まで送ってくれ」
「ま、待ってください!」
 服部さんは、切迫した顔で訴えてくる。
「なんだよ?」
「実は私、昔からドジしてばっかりで仲間からも呆れられる始末で、今年ポカをやらかしたらサンタクロースではいられなくなってしまうので必死にやった結果が空回りしてしまいまして――」
「別にクビになっても構わないだろ。こんな割に合わない仕事するより他に良い条件あるんじゃねーの?」
「違うんです! サンタクロースにもノルマがあって、それを達成しなければならないんです! これを見てください!」
 服部さんは胸元から首飾りを取りだした。綺麗な銀細工が施された赤い宝石。だが、その色はくすんで輝きを失っているように思えた。
「プレゼントを届けて子どもに喜んでもらうことで、感謝の気持ちがこの宝石を輝かせます。つまり、サンタはありがとうさえあれば――」
「みなまで言うな! とんでもないブラック職種ってのはよくわかった!」
 これ以上は知ってはいけない話な気がするが……気になる。
「……ちなみに、ノルマを達成できないとどうなるんだ?」
「騎乗兵《ライダークラス》の英霊《サーヴァント》として召喚されます」
「メルヘンな雰囲気ぶち壊しじゃねーか! 子どもが知ったら泣くわ!」
 ソリを戦車代わりに使うサンタとか誰が望んでんだよ!
「そういう訳で、このままだとドナドナされてしまうのでなんとかご助力いただけませんか? 私、スイッチが入ると暴走しがちなので、ブレーキをかける人が側にいれば上手くいくと思うんです」
 あんたがどうなろうが、俺には関係ない――と、口から出そうになったところで、唐突に今日の出来事がフラッシュバックした。
 そう、あれは夕飯時のことだ。父母姉の「クリスマスイブに年頃の男が外出もしないで一日中家にいるってどうなの?」と言わんばかりのジェットストリーム視線が俺に突き刺さっていた。ちなみに姉は受験生という免罪符があるため糾弾側に回りやがった。
 ここで虚勢を張って変に言い訳をしたのがマズかった。
「いやー辛いわーマジ辛いわー。受験生の熱にあてられて昨日から寝ないで勉強しちゃったわー。世間はクリスマスで浮かれてるけど、やっぱ学生の本分は勉強だから色恋沙汰にうつつを抜かしている暇なんてないわー」
「学年で下から数えたほうが早い人間が言うセリフ? それに、昨日は千秋の部屋から大いびき聞こえてきてうるさかったんだけど」
 姉にバッサリ斬られた後は余計にメシが不味く感じられ、いたたまれなくなり部屋へ逃げこんだところで意識が途絶えたわけだが――よく考えたら、この子を手伝うことで「クリスマスは女の子と一緒にいた」という既成事実が出来あがるんじゃないか?
 あらためて服部さんを見た。潤んだ瞳が捨てられた子犬を連想させる。両手を胸の前で組み、祈るようなポーズで俺の返答を待っている。
 冷静に考えろ、俺。服部さんはたしかに言動はアレだが、見た目だけはパーフェクトな美少女だ。そんな女の子からお願いをされているんだぞ?
 誰かが言っていた。やらずに悔やむよりやって悔やめと。引き受けて後悔するダメージより、断って後悔するダメージの方が大きいはずだ。たぶん。いやきっとおそらく。
 ――よし、決めた。
「……ちっ、仕方ねえな。このまま帰るってのも寝覚めが悪いし、手伝ってやるよ」
「ほ、本当ですか!? ありがとうございます!」
 服部さんの表情がぱあっと明るくなった。俺の手をぎゅっと握り、その場でぴょんぴょん跳びはねる。
 うむ、女の子の可愛らしい仕草を見れて役得役得。
「で、具体的になにを手伝えばいい?」
「この手紙を書いた須藤千秋さんの所へ行って、プレゼントを渡して喜んでもらえればOKです」
「実質、人探しみたいなもんか。それなら難しくなさそうだな」
「ただ、クリスマスが終わってしまいますから急がなくてはなりません」
 俺は携帯で時間を確認した。日付は12月25日を示していた。いつの間にか日付が変わってクリスマスになっていたらしい。現在時刻は0時30分。現在地がどこかわかっていないが、移動にも時間がかかることを考慮すると、家探しにあまり時間はかけられない。
「少ない時間で住所を特定する必要があるのか……けっこうキツいな」
「あ、もう住所はわかっています。1/2の選択を間違えただけなので。私の担当地区で須藤千秋さんは二人しかいません」
「事前に調査しておきながらなぜ俺を選んだ!?」
「いやー、手紙の差出元はたしかに須藤さんの家だったんですけどねー。おかしいなあ……」
 服部さんはどうも納得いってないようだ。
「サンタクロースの住所とか知らないだろ、普通……」
「いや、それは……」
「さて。時間もあんまりないし、場所がわかってるならさっさと行くか」
 なにか言いたげな服部さんを強引に促し、部屋から出ることにした。



「――って、ここラブホテルじゃねーか! 女の子が監禁場所に選ぶチョイスとしてどうなの!?」
「監視カメラ付きですから身の心配をする必要がなかったので」
「どうりでひと気が無いわけだよ! 用途的に誰も泊まんねえよそんなホテル!」
 この時点で、やっぱり手伝うのを止めるという考えが頭をよぎったが。



 外に出ると、澄んだ冬空に瞬く星が俺たちを明るく照らした。深夜とは思えない見通しの良さだ。
 ちなみに。プレゼントする家に向かう前に、服部さんが用意してくれたサンタの衣装に着替えた。「私服で入ったらただの不審者ですから!」と熱弁していたが、見つかった時点でアウトだと思う。
 サンタクロースの移動手段といえばトナカイとソリ。乗れることを期待していたが、「この時間はトナカイは休憩中なので歩いていきましょう」と一蹴された。
 幸い、空気は冷たかったが雨雪に悩まされることもなく。30分ほど歩いて到着したのは、家というより屋敷と呼んだほうがしっくりくる建物だった。広大な敷地を塀が囲っている。
 塀をつたって歩き、正門まで来たところで思わず言葉を失った。
「おいおい、これって……」
 俺の目に飛びこんできたのは――デカデカと『須藤組』と掲げられた木彫りの表札だった。
「……すいません、カタギの俺はこの辺で」
「逃げちゃダメです。プレゼントを待っている子どもには関係ありません」
「そ、そりゃそうだけどさ……」
 こんな堂々と代紋掲げたら暴対法違反じゃねえのか……警察仕事しろよ。
「明らかにヤが頭文字の職業の家じゃねえか……」
「大丈夫、見つからなければ問題ありません。こちらへ」
 服部さんは怯む様子もなく裏手に向かう。
「こういう所って、襲撃に備えてセキュリティがしっかりしてそうなんだけど」
「もし見つかっても家主さんの職業柄、被害届を出すとは考えにくいので大丈夫です」
「バレた時点で消される可能性を考慮しないのかよ!」
 なにせ治外法権の敷地だ。バレた場合は文字通り「存在を消される」だろう。
 気温のせいではない寒気に震えそうになる。
「……な、なあ。本当に行くのかよ?」
「私が先に行きます。ゆっくりで構いませんから、須藤さんもついてきてください」
「え?」
 服部さんはそう言うと、見世物になりそうな超人的な身軽さを披露した。5メートルぐらい高さがありそうな塀を悠々と昇り、そこから屋根へ飛び乗る。すると――まあ、下にいる俺は当然のことながら見えるわけで。
「……なるほど、イチゴ柄か。衣装に合わせたいいチョイスだ」
「須藤さん、上ってきてください」
 俺のひとりごとに気づくこともなく、服部さんは袋から梯子を出し壁にかけた。
「サンタの身体能力ハンパねえな。まあ、よく考えたら人知れずプレゼントを渡すのが仕事だもんな。隠密の真似事の一つや二つ出来て当然か」
「おお、鋭いですね須藤さん! 実は、サンタクロースは忍者の末裔なんです!」
「またまたご冗談を。そんなわけないだろ」
 無事に上りきり、服部さんと肩を並べる。
「むしろ、サンタクロースの語源は西洋に渡った忍者の名が由来とされています」
「すまん。意味がわからない」
「ウソのような本当の話です。須藤さんは百地三太夫という名をご存じですか?」
「あー……なんかのマンガで見たことあるな。石川五右衛門の師匠だっけ?」
「そうです。もっとも、五右衛門が三太夫の妻に手を出したり、妾を殺害したので二人の仲は険悪だったそうですが」
 服部さんは、梯子を回収すると袋にしまった。
「すいません、話が脱線しましたね。織田信長と敵対していた三太夫は、天正伊賀の乱で戦死したとされていますが、実は南蛮――現在のヨーロッパへと逃亡していたのです」
「ほう」
「当時のヨーロッパは宗教改革で揺れていました。旧教派が対抗宗教改革の一環として、1年を365日と定めたグレゴリオ暦に改暦し、クリスマスが12月25日とされたのもこの時期です。当然、そう簡単に新教派が改暦に応じるわけがありません。そんな中、三太夫は旧教派の保護を受ける代わりに宗教の垣根を超えてクリスマスプレゼントを配ったのです。慈善活動と銘打った、教会から民衆への餌付けみたいなものですね。グレゴリオ歴の日付に合わせて行事を催すことで、世論を味方に付ける意図があったのでしょう」
「……それで?」
「プレゼントに喜んだ人々は、三太夫が持っていた巨大なプレゼント袋にあやかって呼び始めました。サンダユウ・クロース――サンタ・クロースみたいな」
「ただのダジャレじゃねーか! 誰がオチつけろと言った!?」
 なんてタチの悪いジョークだ。本場のサンタクロースに怒られかねんぞ。
 そんなくだらない会話をしながらも、きちんと仕事をしていたらしい。屋根を調べて回っていた服部さんが足を止めた。
「ここから先は企業秘密です。須藤さん、耳を塞いで後ろを向いててもらえますか?」
 服部さんの言うとおりにして後ろを向いた。塞いでた耳をこっそり開けたら、キャトルミューティレーションを連想させる宇宙的超音波が鼓膜に響いてきた。
 気になる……なにやってんのかすげえ気になる!
 振り向くか否か迷っているうちに終わったらしい。服部さんに肩を叩かれた時には、既に屋根裏に入りこむための穴が空いていた。



 服部さんが足場をライトで照らす。屋根裏に初めて入ったが、思っていたよりスペースがある。立った状態で移動できる高さはないが、極端に身を縮めて窮屈な思いをする必要もない。もっとも、広い家屋だからなのかもしれないが。
「……どうやら、ここが子ども部屋みたいですね」
 天井板の隙間から子ども部屋を探していた服部さん。ようやく見つけたらしく、俺を手招きする。
 音を立てないよう、慎重に板を外した。ライトの光量を絞り、部屋の様子を確認する。ぬいぐるみや小さなドレッサーがあった。ファンシーな雰囲気から女の子だとわかる。
 服部さんは、困った顔で天井板を塞いだ。
「ど、どうしましょう……持ってきたのは男の子向けのプレゼントなんですけど」
「あー……名前からすると男女どちらとも取れるし仕方ないか」
 実際、俺も小さい頃それが原因でからかわれたことあるし。
「ま、あるもんで取り繕うしかないな。さすがに一個ぐらいは女の子でも喜びそうな物あるだろ?」
「それが……ひとつしかプレゼントを用意してなくて」
「そのムダにでかい袋の意味はなんなんだよ!?」
「ま、間違いなく喜んでもらえる自信があるプレゼントですから! よく考えたら女の子でも問題ないはずです!」
 服部さんは、反抗的な口調で綺麗に包装されたプレゼントを取り出した。
「……ほう。そこまで言うってことは、よほど自分の仕事に自信があるんだな?」
「もちろんです! 中身を知ったら須藤さんも絶対欲しいって言いますよ!」
「教えてもらおうか」
「ToLoveる全巻です」
「自信の根拠が知りたいわ! 小学生に渡したらアウトじゃねーか!」
「聖夜の贈り物としてピッタリでしょう――ほら、ToLoveるとバイブルって語感が似てません?」
「『似てません?』じゃねーよ! しょーもないダジャレ好きだなあんた! 上手いこと言ったつもりだろうが全然上手くねえよ! 聖書っつーかむしろ性書だし!」
「――ッ! ぐ、ぐぬぬ……このような敗北感を味わったのは久々です……須藤さん、やりますね」
「いったい何と戦ってるんだオマエは!」
 残念ながら服部さんの聖杯戦争参加が決定的になったところで、廊下から足音が聞こえてきた。
(しっ! 誰か来ます)
(ああ、わかってる)
 俺たちはひそひそ声で注意しあう。再び天井板を開き、部屋の様子をうかがう。
 暗くてよく見えないが、羽織を着ていることはわかった。おそらく組長なのだろう。音を立てないよう注意しているのか、慎重な歩き方をしている。包装された箱を胸の前で抱えていた。
(父親かな。殊勝なこった)
(やっぱり、どんな人間でも自分の子どもには甘いんですね)
 父親は子どもの枕元に立つと、横にプレゼントを置いた。
 去り際に予想外の一言を放って。
「あぁ^~千秋ちゃんの寝顔を見てると心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」
「ぶふっ!」
「何奴ッ!?」
 盛大に吹きだした服部さんに反応し、組長がこちらを見てくきた!
 俺はとっさに板を閉じ、ごまかすために機転を利かせる。
「にゃ、にゃ~ん……」
「……ちっ、野良猫が屋根裏に入りおったか」
 組長は舌打ちしたが、こちらに来る素振りは見せなかった。
 うまく騙せたようだ。俺は大きく息を吐いた。そして、他人事のように隣で口を押さえ笑いを堪えながらぷるぷる震えてるバカサンタに目を向けた。
(なにやってんだよ!? 危うくバレるところだったじゃねーか!)
(だ、だっていい年齢の大人がこ、心ぴょんぴょんとか……くくくっ!)
(アレは見なかったことにするのが優しさだろ! 服部さん意外と性格悪いな!)
 なんで大晦日でもないのに笑ってはいけないシリーズをこの身で体験せにゃならんのだ。
 ……まあ、ぶっちゃけ俺も他人事だったら爆笑していただろう。自分の名前が呼ばれた気持ち悪さでなんとか踏ん張った感じだ。
 服部さんの笑いが収まるのを待ってから、こっそりと部屋を見渡す。愛娘を愛でて満足したのか、組長はすでに部屋を去った後だった。
「――ふーっ、なんとか凌いだな」
「ええ、危なかったですね」
「おまえのせいだろうが! なに澄ました顔してんだよ!」
「残念。一難去ってまた一難だ」
 不意に背後から声がした。慌ててライトを向けると――黒服の男が二人、拳銃を構えていた。
「……やっぱ、バレてました?」
 真冬にもかかわらず冷や汗が流れる。服部さんを横目で見ると、首を振った後両手を上げた。俺も服部さんに倣う。
 ドスの効いた低い声で、黒服は手錠を取りだした。
「大人しくしてもらおうか。組長が処置を決める」



「はっはっは! 野良猫かと思ったがサンタクロースだったか!」
 組長は、俺たちの格好を見るなり豪快に笑った。
 羽織の上からでもわかる、鍛えあげられた肉体。厳めしい顔つきは、相当な修羅場をくぐってきたであろうことを想像させる。
 ふすまと畳が特徴的な和式の大広間。俺たちの周囲には、威圧感を放つ黒服たちが並んでいる。よく訓練されている、と言いたくなるぐらい統率がとれている。
 やべえ……この空気に触れてるだけで目まいがしてきそうだ。胃がキリキリして吐きそうになる。
 だが、服部さんはそんな剣呑な空気を読まずに、場違いなことを口走り始めやがった。
「え、煙突がなかったので屋根裏から失礼したのですが……マ、マズかったでしょうか?」
 声のボリュームが控えめとはいえ、顔色が悪くなっているわけではなかった。いたって平常運転に見える。
 ただ殺されるよりも辛い処置が待っているかもしれない状況で、よく委縮せず発言できるな……。こちとら、ヘタに機嫌を損ねないよう気を使ってるのに。
 ところが、俺の不安とは裏腹に組長から意外な言葉が返ってきた。
「ふはは! それは申し訳なかった! 来年までには建てておこう!」
 あ、あれ……? 意外と怒ってない……?
 俺の考えすぎなんだろうか。案外、ちょっとキツめの説教だけで帰してもらえたり――
「く、組長! 見てくだせえ、これ!」
 黒服が驚いた様子で声をあげた。服部さんのプレゼント袋を検分していたらしい。
「これはワルサーP38、こっちはAK-47、M16にRPG-7まで……完全に組長の命獲るつもりでしたぜ、このガキども!」
「子どもの夢と希望を入れる袋になに入れてんだよオマエはぁぁぁぁぁ!」
 プレゼント袋から大量の銃火器が押収された。正しい用法でないのはわかっているが、押収という単語がふさわしかった。全員の視線が服部さん一人に注がれる。
「ク、クリスマス以外の時期は武器の卸売業を営んでいるので……袋から出すの忘れちゃいました、てへ☆」
「てへ、じゃねーよ! 今サラっとトンデモないこと口走ったよな!? 子どもに夢を与える立場の人間が子どもを壊す兵器売ってどうすんだよ!」
 しまった、という表情の服部さん。
「……く、口がすべっちゃいました。今の、ここだけの話にしてもらえますか? バレたら私だけでなくこの場にいる皆さんの命が危ないです」
「あんた本当はサンタクロースの評判を貶めるための刺客なんじゃないか!?」
「じゃあかしいんじゃガキども! 自分の立場わきまえて大人しくせんかいコラァ!」
 強面の黒服が一喝した。部屋中に響いた怒号が場を支配する。
 その後、しばらくの静寂。黒服たちの総意が一致したように思えた。
 終わった……完全に終わった。大人しくしてればなんとかなったかもしれないのに。生きて帰れる芽をこのアホサンタが自ら潰しやがった。
 もうあれだ。残り少ない人生で俺ができることは、異世界にチートスペックで生まれ変わることを祈るだけだ。
「落ちつけ皆の衆。そう騒ぎたててはこの子らが脅えて可哀相だろう」
 だが、組長は黒服たちを戒めるように、ゆっくりとした喋りで沈黙を破った。
「そなたらは、ワシの娘にプレゼントを届けに来た。そうだな?」
 念を押してくる組長。
「はい。良い子の前に現れるのがサンタクロースの務めです。他意はありません」
 しっかりと組長の目を見据え、服部さんは答えた。
「この銃火器は、そなたらには相応しくないから没収する。いいな?」
「解放してもらえるなら致し方ありません」
 組長は息を吐き、頷いた。
「――錠を外してやれ」
「組長! なにを仰って――」
「こんな少年少女がプレゼントを配っているのだぞ? ワシからもプレゼントをあげない訳にはいかんだろう」
 黒服の抗議なぞどこ吹く風、といった様子で、組長はニヒルに笑った。
 おお……なんかダンディで格好いい。任侠道に生きる粋な男って感じだ。
 しぶしぶといった様子で、黒服が錠を外した。
「ありがとうございます。あ、最後に一言だけいいですか?」
 錠を外してもらい、服部さんは身体をほぐすように背伸びや屈伸をする。
「なんだ?」
「普段から心ぴょんびょんした方が幸せに暮らせると思いますよ」
「やっぱり殺せ! 生きてここから帰すな!」
「なに地雷踏んでんだアホぉぉぉぉぉ!」
 組長の号令と共に、黒服たちが得物を手に取る。
 服部さんは困惑した様子で、包囲する黒服たちを見渡した。
「――こうなっては仕方ありません。本来、人間に対して使うのはご法度なのですが」
 服部さんが帽子を脱ぎ、布地を裂いた。その中から出てきたのは――長い針状の武器だった。時代劇で見たことがある。たしか、千本という名前だったか。
「逃げますよ、須藤さん! ついてきてください!」
 服部さんは広間の出口に向かって駆け出した。服部さんの投げる千本が、俺たちを狙う黒服の手に刺さる。
 ――百発百中。黒服たちが、次々と手を押さえてうずくまる。
「ホ、ホントに忍者だったのか!?」
「ヘマはしますけどウソはつきませんよ、私は!」
「それ弁解になってんのか!?」
 黒服の怒号と叫び声が交じり合う大広間から飛び出す。目の前に日本式庭園が広がっていた。塀の際に樹木が植えられているため、簡単には逃げられそうにない。
「外へ出ましょう!」
 しかし、服部さんはお構いなしだ。俺も後に続く。いつの間にか雪が降り始めていた。
 塀に沿って走る。踏みしめる砂利の音と、背後で鳴り響く銃声が恐怖心を煽る。息苦しさと筋肉の限界を堪えた先にあったのは――無情にも行き止まりだった。
 振りかえると、追っ手の黒服たちが武器を構えながらゆっくりと迫っていた。一気に襲ってこないのは、服部さんの動きを警戒しているからだろう。
「お、おい……どうすんだよ、これ……」
 うろたえる俺をよそに、服部さんは落ち着いていた。
「――問題ありません。もうトナカイの休憩時間は終わってますから」
 服部さんが拍手を打つ。乾いた音が寒空に響いた。

 無の地図に網塗り
 家探し飛び立って
 晴れ間なき曇る冬空横へ分け
 褒めろや、逢瀬を――念!

 服部さんが詠唱と共に印を結ぶと、突如として眼前の空間が光に包まれた。
 目も開けていられないぐらいの眩さ。光が収まると、その座標には――たくましいトナカイと、鋼鉄製の頑丈なソリが姿を具現化させていた。
 ――口寄せの術。伝承では、限られた忍者しか使えない物理法則無視の時空間忍術。
「乗ってください、須藤さん!」
「お、おう!」
 俄かに信じがたいが、こいつに頼るしか助かる可能性はない。服部さんの隣に急いで飛び乗る。
 黒服たちは銃を下ろし、唖然とした様子で俺たちを見ている。
 服部さんは長手綱を取り、ぴしっとひと追いした。
「頼みます、オルフェーヴル!」
 名を呼ばれたトナカイが頭を振りながら嘶いた。雄々しい角を振り、囲いを突破する。黒服たちは行く手を遮るが、抵抗むなしく轢かれるしかない。
 どんどんスピードが上がっていく。いつ聞いたか覚えていないが、トナカイは時速80キロぐらいで走るらしい。風の冷たさが痛みに変わってくる。
「おい、このままだとぶつかるぞ!」
 広い庭とはいえ、しょせん個人の敷地内だ。動物が走り回るには狭すぎる。コンクリートの壁がだんだん迫ってくる。
 思いつく限り、危険を回避する方法は――
「問題ありませんよ、須藤さん」
 服部さんは俺に微笑みかけ――トナカイに叫んだ。
「翔んで! オルフェーヴル!」
 服部さんの声に反応し、トナカイが大きく跳ねた。
 幻想的な光景だった。トナカイが足を運ぶたびに、高度が上昇していく。
 翔る。翔る。空に道が存在するように、トナカイは空を翔けていく。
「す、すげえ……本当に空を飛んでる……」
 身体が浮く不思議な感覚。不慣れなバランスに違和感を覚え、自然とソリの側面を掴んでいた。
「須藤さん、高いところは苦手ですか?」
 怖がっていると思ったのだろうか。服部さんは、心配そうに俺のことを見つめてくる。
「いや、問題ない。ちょっと慣れないだけだ」
 おそるおそる下を見る。さっきまでいた屋敷は、既に肉眼で捉えるのが難しい距離になっていた。
 予想以上に街は明るかった。こんな深夜でもはっきりと景観がわかるほどに。模型で作られた街並みを眺める感覚に似ているかもしれない。
「楽そうですね、須藤さん」
 突然、俺の肩が重くなる。横を見ると、服部さんがアゴを乗せていた。息遣いと体温が感じられる距離。ここまで接近を許すほど、俺は熱中していたのだろうか。
「――ああ、悪くないな」
「なんか……ひと仕事終えましたし、デートしてるみたいですね」
 えへへ、と服部さんは無邪気に笑った。
 ――やべえ、可愛すぎて直視できねえ。気恥ずかしくなって、思わず顔を背けてしまった。美少女とクリスマスを過ごしているという事実を今さら認識する。
 ゆっくりと服部さんへ視線を戻すと目が合った。
「折角ですし、このまま空中散歩を楽しみませんか? 私、高いところ大好きなんです!」
「……そうだな。こんな経験めったにできないし、しばらく楽しませてくれ」
 かろうじてそう答えるのがやっとだった。
 見知らぬ場所で目が覚め、ドジなサンタの手助けをすることになり、ヤクザの家に忍びこんで捕まって、空飛ぶトナカイで逃げる。
 たった数時間の非現実的な出来事。気苦労ばかりで命の危険もあったけど――正直、嫌いじゃなかった。
 夜明けまであとわずか。それまで、このお伽話に入りこんだような時間を楽しもう。そう思った。



「――結局、なにもプレゼント渡せてなくね?」
「失礼な! どさくさに紛れてちゃんと渡してきましたよ!」
「あんなん渡さなくてもよかったんだよ!」
 数秒後、そんなムードをぶち壊す会話があったが。



 それからの記憶はなかった。どんな風に、どんな形で服部さんと別れたのかも。気づいた時には自分のベッドに横たわっていた。
「……夢、だったのか?」
 身体を起こして呟く。携帯電話で日付を確認する。12月25日、クリスマス。時間はすでに正午を回っていた。前日の夕飯を食べ終わってこの時間まで寝ていたということだろうか。
 ――なぜ、こんな不安な気持ちになるのだろう。服部さんと過ごした時間を、夢ではなく現実だったと信じこみたい気持ち。
 ――胸が痛い。服部さんの存在を否定したくないという思いが、俺の思考を塗りつぶしていく。
 不意に。あることに思い立って押入れを開き、ダンボールに収納されたオモチャをひっくり返す。小学校の頃に遊んでいたオモチャの山。中にはサンタクロース――いや、正確には親からのクリスマスプレゼントもいくつか見られた。
「あった……」
 手に取ったのはサンタクロースが履いている靴下のレプリカ。中になにも入っていないことを確認する。
 通学カバンからノートを出し、ページを一枚破く。欲しいものを手紙に書いて靴下にしまっておけば、サンタクロースがプレゼントをくれる。そんな言い伝えにすがりたい気分だった。
 シンデレラと踊った王子が、ガラスの靴を手がかりにしたように。
 出来ることなら、あの時間をもう一度。
 そんな思いをこめながら、手紙を靴下の中にしまう。

 ――サンタクロースに会えますように、と書いて。

「……バカバカしい。なにをやってるんだ、俺は」
 手のひらにのせた靴下を見つめながらぼやく。部屋を見渡すと、片付けを知らない子どもが遊んだように散らかっていた。宝物だと思っていたオモチャも、時が経てばただのガラクタに見えてくるらしい。
 急に現実に引き戻され、疲労感が全身を襲った。さっきまでの熱意が冷めていくのを感じる。
 靴下をダンボールに投げ入れる。あのひと時が夢か現実かなんてどうでもいい。もう二度と訪れない可能性の方が高い。合理的に割り切り、片付け始めようとしたその時――
 コンコン、と窓をノックする音がした。
 驚いて振り向くと――ベランダに少女が立っていた。
 紺色のトレンチコートを羽織り、ショートパンツに黒タイツというコーディネート。サンタクロースの格好ではないが――まぎれもなく服部さんだった。
 窓を開けると、服部さんは笑顔で手を振った。
「どうも須藤さん! 数時間ぶりですね!」
「……なんで?」
「またまたー、自分でもわかってるんじゃないですかー?」
 呆気にとられていると、服部さんはニヤニヤしながら手紙を俺に見せつけてきた。
「それは……!?」
「言ってませんでしたっけ? 赤い靴下はサンタクロース宛のポストなんですよ。西洋の時空間魔術を応用して、手紙を集めることができるんです。すごいでしょ?」
「か、返せよ!」
 奪おうと手を伸ばす。だが、服部さんは事も無げにひらりとかわした。
「あれから大変だったんですよー? 須藤さんが疲れて寝ちゃったせいで、私も疲れてたのにわざわざベッドまで運ぶハメになったんですから」
 服部さんは恩着せがましく言う。
「……それは面目ない」
「だから――お礼代わりに、私のお願い聞いてもらっていいですか?」
「お願い? ……今度はマフィアの家にでも忍びこむつもりか?」
「まっさかー! もう一仕事終えましたから、いまの私は完全に休日モードですよー」
 服部さんはくるりと回ると、手を後ろで組み、背中越しに無邪気な笑顔を見せる。
「私の息抜きに付きあってもらえませんか? たくさんお買い物したいんで、荷物持ちが欲しいんです。もちろん、お買い物の後はファミレスで仕事の打ち上げですよ!」
 いぇーいどんどんぱふぱふ! と一人ではしゃぐ服部さん。
「呑気にしてていいのか? クビになるかもしれないんだろ? あ、もしかして現実逃避したいだけ?」
「いえいえ、おかげさまでクビにならずに済みそうです! ほら、見てください!」
 服部さんは首飾りを取り出し、自慢げに見せつけてきた。昨日見たときは濁った色をしていた宝石が、澄んで輝きを増している。
「どうですかこの輝き!? ちゃーんと喜んでもらえた証拠です! やっぱり私のプレゼント選びのセンスは正しかったんですよ!」
 えっへん、と服部さんは慎ましい胸をはる。
「……まあ、結果オーライってことで。よかったな」
「……あれ? ツッコまないんですか?」
 服部さんは意外そうに俺の顔を見てくる。
「俺だってツッコミたくてやってるわけじゃねえよ。それより遊びに行くんだろ? いいだろ、付きあってやるよ」
「わあ、ありがとうございます! 須藤さん、ひねくれてるから友達も彼女もいなくて絶対ヒマだと思いました!」
「うるせーな! 大きなお世話だよ!」
「じゃ、須藤さんの準備もあるでしょうし、15時に駅前で待ちあわせましょう!」
「おう。じゃあ、また後で」
 ベランダから背を向けたところで、大きくため息を吐いた。
 夢でなくてよかったという安堵感と――
「やっぱり気づいてない、か……」
 小声でつぶやく。無理もない。かくいう俺だってつい先ほど思い出したのだから。
 俺と服部さんを引き合わせるキッカケになったあの手紙は――昔、俺が書いたものだ。たぶん靴下に入れっぱなしだったのだろう。
 つまり。女の子の方の『須藤千秋』は、本来の目的ではなかった。
 俺だ。俺が服部さんと過ごした時間を楽しんだから、宝石の輝きが戻ったのだ。
 服部さんは今年からこの地区の担当になったと言っていた。皮肉にも、今ごろになって昔の手紙を引っ張りだすという服部さんのミスで、俺たちは出会えたんだ。
「――ああっ!」
 突然、ベランダで服部さんが叫んだ。てか、まだいたのかよ……。
「どうした?」
「じ、重要なことを忘れてました! どうしましょう、サンタクロースなのにこんな大事なことを言い忘れるなんて!」
 あわわ、と慌てだす服部さん。刺激的な体験をしすぎたせいで耐性がついたのか、そう簡単に動じることはない。
「今度はなんだよ……」
 俺が振り返ると、服部さんは。
「……メ、メリークリスマス。須藤さん!」
 身体を横に向けて。
 緊張した面持ちで。
 なぜか親指を立てて。
 今日、この日ならではの挨拶を口にした。
「――くっ、はは、あはははは! なんだよそれ! あらたまって今さら言うことじゃないだろ! はははっ!」
「わ、笑わないでくださいよ! 私だって恥ずかしかったんですから! もう、もう!」
 服部さんは土足で人の部屋に入りこみ、ポカポカと俺の身体を叩いてくる。
 真っ先に言わなければいけない挨拶を忘れるような、ドジっ子サンタクロースに俺は笑い返した。
「――メリークリスマス。服部さん」
 今年のクリスマスを、俺は一生忘れないだろうから。


モンハンほも 

2015年12月27日(日)01時25分 公開
■この作品の著作権はモンハンほもさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ
使用したテーマ:
「サンタクロースと美少女」

作者コメント:
ネトゲがあれば年末年始は事もなし。リア充爆ぜろ。

2016年01月26日(火)22時21分 モンハンほも作者レス
青出様
わざわざご来訪ありがとうございます。感想ありがとうございます。



>○雰囲気
◎ありがとうございます。コメディの長所はガバガバな設定でも許される――むしろ転じて長所にできる、という点だと感じておりますのでご評価いただき嬉しいです。
そうですね、イメージとしては月刊ジャンプとか、その辺りの読みきりに載ってそうな作風、というのを目指していたので、読み取っていただいてありがたいです。

>○文章・構成
◎お褒め頂き恐縮です。ストーリー自体はシンプルだったのでもう一段階上を目指したいです。文章についてはあまり難しい言葉を知らないクチなので平易な文章しか書けません。青出様のような文体を羨ましく思います。

>○服部さん
◎いかにもテンプレですが、自分の好みを押し通しましたwご評価いただけて幸いです。

>○ギャグ
◎仰るとおり、「ついてこれる奴だけついてこい!」という気概で書きました。なので予想以上に感想が集まって一番驚いたのは自分だと思いますw
そうですね、もし「万人受け」を目指してパロネタを使うのであれば青出様のアドバイスのような配慮が必要ですね。もともと万人受けするような作品を書く実力は無いと自分では思っていますが、チャレンジする際は参考にさせて頂きます。ご丁寧にありがとうございます。

>楽しませていただきました。また企画等でご一緒できたらうれしいです。
◎こちらこそありがとうございました。私と青出様のように真逆の作風が勝負する、というのが企画の醍醐味だと思っていますので、楽しみにしております。



感想ありがとうございました。



水守中也様
いつもお世話になっております。感想ありがとうございます。



>モンハンほもさんの作品は、みんな感想欄で遊ばれていて、あとからだと真面目な感想が書きづらかったりしますw
◎まったくですね。他人の作品をなんだと思っているんでしょうか。感想欄を見る限り、とある感想からその流れが加速しています。つまり全部タカテンさんが悪い(

>小ネタで一番反応したのは、皆様と被りますが、オルフェーヴルでした。お父さんも個性的な馬だったので、彼の子も破天荒な性格をしていたら面白いですね。
◎そうですね。良くも悪くもステイゴールドの長所短所が出ていた馬だったのでその個性を絶やさないで欲しいですね。ただ、サンデーサイレンスの血が入っているだけに配合がかなり限られそうなのが心配です。……あ、ウォッカやアパパネあたりは大丈夫か。

>あと小ネタ紹介のところに説明がありましたが、飲食店の従業員さんは大変です。
◎現場はもちろん、搬入などの物流も大変ですしね。いや、大変じゃない仕事なんて無いとは思うのですが、食事という生物の根幹に携わる仕事だけにもっとリスペクトされていいと常々思っています。

>俺TUEEE系って意外と読んでいないのですが、よく考えると咲さんもそれに当たりますね。何だかんだで主人公無双は楽しいです。
◎咲さんかわいいはコモンセンスです!

>パロネタは嫌いではなので、単に私が無知だったのが問題だったかもしれません。オルフェクラスのツボが続いたら、高得点を入れてしまったと思います。
◎やはり、ウィンクリューガーの衝撃やポルトフィーノ放馬一着入線といった競馬ネタ、タコスを食ってパワーアップや阿智賀のドラゴンロードといった咲ネタが必要だったということですね、失礼いたしました(



今度は一緒に企画参加できるといいですね。楽しみにしております。
感想ありがとうございました。



シスコンほも様
いつもお世話になっております。感想ありがとうございます。



>なぜだろう、と思ったのですが、たぶん『共感』がその原因の一つになってるのかなぁと。
◎国民的アニメたるラブライブ、ToLoveる、ごちうさ――特にラブライブに関しては今がピークで、μ’sはファイナルコンサートだし夏にはサンシャインも始まることですし今しか西木野さんネタをぶっこめないので急いで作品を仕上げたというのが真相です(ぁ

>それからタカテンさんが仰るように、なんとなく今回、モンほもさん(略称)にしては大人しかったというか、コメディのキレが鈍かったように感じました。
◎今回の作品においては、下ネタとホモネタを極力排除するというのが目標でした。それ故に沢山の方に読んでいただけたと思っているので、自分としては試みはうまくいったかなと感じていたのですが……シスコン兄貴やタカテンさんのような倒錯的嗜好をお持ちのほも共にはそれが物足りなかったようで、コイツらどうしようもねえなとモニターの前で嘆息する次第です(呆れ

>どうしたらシリアスパートを上手く見せられるか、となると、コミカルパートとシリアスパートの要素を表裏一体と考えると上手くいきやすいんじゃないかと思うんです。
◎この点に関しては真面目に答えますと、当初は服部さんの身の上話があったんです。具体的には、あっさり解放されていますがその前に「なぜ危険を冒してまでこんなことをやっている?」という組長の問いに答えるという構成でした。
ただ、その構成だとドラマツルギー的には主人公の境遇と紐付けるのがセオリーになります。そうすると序盤とラストの構成も主人公の掘り下げをする形になるのですが、上限50枚ということで残り4000文字弱、55枚でも6000文字弱――あ、これ字数足りないじゃんと判断した結果、「よし、パロネタと勢いでごまかそう!」という結論に至りました。
……とまあ色々書いてきましたが、文字数以上に時間が足りなかったというのが真相です。つまりモンハンクロスと電撃文庫FCIがすべて悪い(ぉ

>それではモンハンほもさん、ごちそう様でした!
◎昨夜はお楽しみでしたね///

以下余談。妹さんの件について読ませていただきました。心中お察しします……が。なんかタカテンさんに相談するとよきちさんという構図がやたら物語性を帯びているように感じて隠し切れないホモ臭が漂ってきてヘタするとこのまま二人が結びつきそうな勢いアッー!



感想ありがとうございました。

 

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2016年01月25日(月)00時19分 青出
 こんにちは。感想を書かせていただきます。安定感のある構成・筆致の、とても楽しいラブコメでした。

ここが好きです
○雰囲気
 少しお兄さん向けの少年漫画の読みきりといった趣きで、それらを読んでいた頃を思い出し、どことなく懐かしい思いで読ませていただきました。ミニスカサンタの美少女、ヤクザ、忍者、サンタの袋から出て来る銃火器、そりから見えるきらめく夜景、などなどのネタはとんでもなく破天荒なはずなのですが、ソツなくストーリーの中に落としこまれていて、安心感を持って読めました。昔の漫画で、ツッコミの時にどこからともなく100トンハンマーが現れたのが次のコマでは消えている、といったものがありますが、そういう「設定のお約束」というようなものが上手に使われているのかなと思います。
○文章・構成
 とても読みやすかったです。ストーリーを追うのに全く苦労しませんでした。起承転結の骨組みがしっかり構築されていて、山場ではハラハラドキドキし、オチではほっこりと温かくなりました。きっと作者さまの狙い通りに感情が動いていたと思います。
○服部さん
 ラブコメのヒロインとして申し分ないかわいさだったと思います。多分今回の企画で唯一のミニスカサンタなのではないでしょうか。真っ向勝負!という感じでよかったです。見た目も華やかですし、キャラクター的にもドジッ子なところ、忍者なところもかわいかったです。

ここが気になりました
○ギャグ
 (私の個人的な事情ですので参考にはなりませんが、一応書かせていただきます)。あまり知っているギャグのネタがなかったのが残念でした。一番面白かったのは、ヤクザの組長の「心がぴょんぴょんするんじゃぁ」で、ここは元ネタを知らなくてもすごく笑ったのですが、残念ながらここ以外はあまりピンとくるネタがありませんでした。たとえば、『To LOVEる』は題名は知っているのですが、内容が“小学生に渡したらアウト”だということを知らなかったので、笑いに至りませんでした。
 もし知らない人にも向けてわかりやすくするのであれば、もしかすると書き方によっては受け入れられやすくなるかもしれないとも愚考します。先述の「心がぴょんぴょんするんじゃぁ」を私がなぜ笑ったかというと、強面のヤクザの組長がそれを言うこと、笑ってはいけない場面で噴き出してしまったこと、須藤と服部さんの慌てぶり、といった一連の流れが面白かったからです。ですので、そのフレーズを出すことによる一発ネタだけでなく、ストーリー上の流れによる面白さというのも取り入れていけば、わかりやすくはなるのかなあとも思います。『To LOVEる』ネタですと、

「もちろんです! 中身を知ったら須藤さんも絶対欲しいって言いますよ!」
「教えてもらおうか」
「ToLoveる全巻です」
「それって、過激なお色気描写で、海外版では修正も入ってるっていう……」
「さすがよくご存知ですね。聖夜の贈り物としてピッタリでしょう――ほら、ToLoveるとバイブルって語感が似てません?」
「小学生に渡したらアウトじゃねーか! ていうか、しょーもないダジャレ好きだなあんた!~」

 これ自体は上手くなくて本当に申し訳ないのですが、たとえばこういう感じでさりげなく説明を入れるという方法もあるのかなと思いました。
 ですが、そもそもおそらく貴作の真価は、「知っている人だけが知っている、ピンポイントのネタの笑い」なのではないかなあと思いますので、きっとマニアックであればあるほど心をつかまれる読者がいるのだと思います。そういう点で、私は圏外だったのが残念ですが、今後も変に薄まらないで突っ走っていただきたいと思いました。

 楽しませていただきました。また企画等でご一緒できたらうれしいです。
 

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2016年01月22日(金)19時58分 水守中也
いつもお世話になっております。
モンハンほもさんの作品は、みんな感想欄で遊ばれていて、あとからだと真面目な感想が書きづらかったりしますw
というわけで、私もつらつらと肩の力を抜いて、適当に書かせていただきます。

パロディネタが目立つ印象でした。
作品自体は知らないものが多かったのですが、ネタ的には有名なものが多く楽しむことができました。
ごちうさも見たことないのですが、ぴょんぴょんからの組長さんの変貌のシーンが一番笑えました。
小ネタで一番反応したのは、皆様と被りますが、オルフェーヴルでした。お父さんも個性的な馬だったので、彼の子も破天荒な性格をしていたら面白いですね。

あと小ネタ紹介のところに説明がありましたが、飲食店の従業員さんは大変です。
私は現場には立ちませんが、ウチ会社の社長は、「徳は一万円に相当する。毎日ひとつ徳を積んでいけば、一年で365万円も貯金できる」と真面目におっしゃる方でした。
それと私もエロ同人誌のキャラから名前を貰ったことがあるので、服部ハルカさんの命名にも共感できてしまいました。
ToLoveるは読んだことない非国民ですが、コメントにあったBOYは読んでいました。懐かしいですね。でも私は岡本が一番好きだったかもしれません。
俺TUEEE系って意外と読んでいないのですが、よく考えると咲さんもそれに当たりますね。何だかんだで主人公無双は楽しいです。

本編に戻ります。
手紙のオチが分かりやすかったため、ストーリーよりパロネタがメインに感じました。
服部さんは可愛らしくテーマの美少女にぴったりでしたが、やっぱりパロネタがすべてを持って行ったって感じだったのかなと。
パロネタは嫌いではなので、単に私が無知だったのが問題だったかもしれません。オルフェクラスのツボが続いたら、高得点を入れてしまったと思います。

それでは。
執筆お疲れさまでした。
適当な感想で失礼しました。
 

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2016年01月21日(木)21時49分 とよきち ox.6AyoUpQ
どうもお待たせしました、いつもお世話になってるとよきちです。
それでは拝読したのでさっそくさっそく。

点数や感想を見ると、ずいぶん差があって面白かったです(感想欄の感想)
なぜだろう、と思ったのですが、たぶん『共感』がその原因の一つになってるのかなぁと。
自分は特に最近のアニメをとんと見ていないので(あ、そういえば『無彩色』見てましたねw)、なんだか蚊帳の外のような気がしてなかなか作品に入り込めなかったんですね。作品と読者に共通の知識があってこそ力を発揮するタイプなので、そこはある程度仕方ないと思います(わかってやってるとは思いますが)。ただこの手法は『ニャル子さん』みたいな成功例があるので、一つの有効なテクニックでもあるとは思うのですが。ただそのテクニックにもう一つ、作品の芯となる要素は入れて欲しかったです。
どうにも現状、地味に感じるんですよね。タイトルにもなってますし、ヒロインにもう少し力を入れたほうがよかったんじゃないでしょうか。キャラにオリジナリティーとインパクトを持たせればもう少し作品の輪郭がはっきりして面白くなると思います。

それからタカテンさんが仰るように、なんとなく今回、モンほもさん(略称)にしては大人しかったというか、コメディのキレが鈍かったように感じました。前のホモ作品はもっと切れ味があったと思いま……あ、なるほど、ホモ要員がいなかったのが一番の原因(ry

というのは冗談で、恐らく『イイ話にしよう』という邪な考え(ちょっと言い方変ですが)がブレーキをかけている、とまでは言わないですが、そのせいでバランスを崩しているんじゃないかと邪推してます。
や、でも、シリアスを挟むのは悪くないとは思うんです。シリアスパートの見せ方がこの場合問題になってるのかなと。
読んだところ、大きく二カ所、シリアスパートはありますね。夜空のデートと、ラストの『手紙』のくだり。
この二カ所は自分は失敗してるんじゃないかと思うんです。夜空のデートはなかなかロマンチックではあるんですが、少し唐突に感じるんです。服部さんがよくわからずデレてるので。
もう一つは、『手紙』の下りですね。これはわりと初期から予想できる展開だったので、『ああやっぱりね』くらいであんまり上手く機能はしていなかったです。

どうしたらシリアスパートを上手く見せられるか、となると、コミカルパートとシリアスパートの要素を表裏一体と考えると上手くいきやすいんじゃないかと思うんです。御作で言えば、コミカルパートの要素はもちろん服部さんがメインになるわけなんですけども、お馬鹿でドジな明るい服部さんの暗い感情(苦悩、葛藤)をシリアスパートで描いて意外性を出す、あるいは可笑しな行動には実はきちんとしたわけがあった、という形にしていくのもいいと思います。どうしてもこのコミカルとシリアスの部分が繋がってないと、とってつけたような感じになってしまうんですよね。
コミカルパートの要素を使ってシリアスパートを作る、と心掛けて作ってみてもいいと思います(その逆でも作れますが)。まあこれ、伏線を張る時の定番でもある手法に近いんですけども。

そんなわけで、自分としては物語にあまり入り込めず、少し中途半端に感じた、というのが率直な感想となります。いつも通り生意気言ってすみません。
かなり書き散らした感じになってしまいましたが、自分からは以上です。

それではモンハンほもさん、ごちそう様でした!





 

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2016年01月20日(水)22時36分 モンハンほも作者レス
  肉
ΦωΦ) 様



☆元ネタ解説

・服部ハルカ
忍者御三家として有名な服部家+超昂閃忍ハルカ。
超昂閃忍ハルカはアリスソフトらしいゲーム性とエロさを兼ね備えた名作。ハルカさんマジ天使。SHADEの音楽も素晴らしい。シナリオが安っぽい特撮物レベルとの批判もあるが、個人的には「だがそれがいい」と言いたい。ちなみに個人的に好きなシーンは、スバルが助けに入る場面とラブホでの龍輪功(ぉ

・須藤千秋
素通り+「時をかける少女」の千昭(誤変換だったがまあいいやと押し通した)。
最後の締め方からどういう訳か「未来で待ってる」というラストシーンが連想されたため。あの映画はマジで名作。なぜなら野球シーンてんこ盛りだから(ぁ

・……俺、こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの。
エヴァンゲリオンの綾波レイのセリフから。いまだに内容を理解し切れてないのはナイショ。ちなみに自分はミサトさん派(どーでもいいわ

・西木野さん
ラブライブの西木野真姫から。マクロスFが中島愛の成長を見守る物語だったように、ラブライブはPileの成長を見守る物語だと個人的には思っている。あまり話しすぎるとネタバレになるので詳しくはNHKでやってる再放送をご覧ください(布教
ちなみにデレマスは新田美波さん推し(ぉ

・綺麗な銀細工が施された赤い宝石。だが、その色はくすんで輝きを失っているように思えた。
魔法少女まどかマギカより。「ソウルジェムじゃねーか!」というツッコミ期待も全スルー。「僕と契約してサンタクロースになってよ!」というネタは没案

・感謝の気持ちがこの宝石を輝かせます。つまり、サンタはありがとうさえあれば――
飲食業の皆様には頭があがりません。過酷な労務環境の中、いつも美味しい食事を提供してくださってありがとうございます。

・騎乗兵の英霊
Fateより。後述の聖杯戦争も同様。ちなみに自分はStaynightしかプレイしたことないのでアタラクシアとZeroはまったく存じませぬ

・ジェットストリーム視線
ガンダムファースト。「オルテガ、マッシュ、モビルスーツにジェットストリームアタックを掛けるぞ!」でも自分的にはファイアーエンブレムシリーズのトライアングルアタックの方が好き(イミワカンナイ!

・いやー辛いわーマジ辛いわー~
地獄のミサワ。意識高い系に「すまん俺バカだからわかりやすく日本語で喋って」と言えば大体黙ってくれる。平和的に解決したい時にオススメ。ちなみにこういう奴が急にSNSで静かになったり会っても無口だったり言葉が出ない状態ならそれはホントの欝なので優しくしてやってください(マジ

・ToLoveる
知らない奴は非国民。矢吹神の才能には誰も勝てないと思う。ネット上では画像の一部だけ抜粋されてネタにされているけど内容も面白いんですよ、本当に。未読の方はぜひご一読を。

・あぁ^~千秋ちゃんの寝顔を見てると心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
あぁ^~ごちうさを見てると心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
ごちうさロスに苦しんでいるせいで早見沙織さんが声をあてているキャラが全て青山ブルーマウンテンさんに思えてくる症状に悩まされています。スタッフは早く三期作ってくれ(

・笑ってはいけないシリーズ
大晦日恒例のアレ。ちなみに自分は格闘技派だった。最近はモンハンが年末を狙ってくるので狩りに夢中。ちなみにクロスは2からプレイしている身としてはヌルゲー。面白いけど

・異世界にチートスペックで生まれ変わることを祈るだけだ。
ラノベ界を席巻する一大勢力。異世界転生俺TUEEEE。無職転生はたしかに面白かった。でもどちらかと言えばお兄様の方が好き。初代俺TUEEEEEってなんだろうと考えてみたが自分の知る限りではジャンプでやってたBOYじゃないかと思う

・無の地図に網塗り~
むのちすにあみぬり
いえさかしとひたつて
はれまなきくもるふゆそらよこへわけ
ほめろやおうせをねん
と、必死で考えたいろは歌になってた訳ですがツッコンでくれたのが一人だけとかもうねorz

・オルフェーヴル
日本競馬史上最強説も囁かれる名馬。意外とみなさんの反応良くてワロタ。凱旋門賞の敗因はこの馬が強すぎたからという矛盾説はあまりにも有名。コイツで凱旋門勝てなかったから日本馬の制覇はあと二十年はムリな気ががが

・身体を横に向けて。緊張した面持ちで。なぜか親指を立てて。
餓狼伝説シリーズのユリ・サカザキ勝利時の「ちょー余裕っチ!」のポーズ。なんか薄い本でそんなネタ見たなーと思いぶっこむも誰も気づかず(当たり前



作  品  の  感  想  書  け  よ  (  定  期

 

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2016年01月19日(火)15時21分  ΦωΦ)
金髪ポニテピチピチ白シャツにやたら笑顔が眩しい外人女性「Hi! ライアン」
筋骨隆々に浅黒い肌でやたら白い歯とシャツの金髪男性「やぁ、ウェンディ!」

ウェンディ「聞いてよ、ライアン。私、先週cakeの食べ放題に行ったの」
ライアン 「Ow! cakeだって!? 食べ放題だって!? なんで僕を誘ってくれなかったのさ!」
ウェンディ「だってあなた、外食に行ったらお店の真ん中で、お皿持ってsquat始めちゃうじゃないの」
ライアン 「Squatしちゃダメだっていうのかい?」
ウェンディ「ちがうわ、ダーリン。あなたのsquatはすごーくsexy。gymの中なら、私は一日中だって眺めていたいわ」
ライアン 「HAHAHA! 照れちゃうな、ウェンディ。そういえば、知ってるかい? ついこの間、light novel作法研究所って所に行ったんだ」
ウェンディ「Light novel? あなた、そんなものに興味があったの? というか、私のcakeの話は?」
ライアン 「いいからいいから(サムズアップ) でね、来てみたはいいものの、僕はとてもshyだから、冬企画会場へ入っていけず、仕方なく入口でpush up(腕立て伏せの意)をするしかなかったんだ」
ウェンディ「ああ……ダーリン。あなたのその照れ屋なところとても好きよ」
ライアン 「ありがとう、ハニー。結局冬企画には間に合わなかったよ」
ウェンディ「それでそれで?」
ライアン 「仕方なく僕は一人帰ろうとしたんだ。そしたら、目の前からすごく肩を落とした男性が歩いて来てね」
ウェンディ「彼は何で落ち込んでいたのかしら? もしかして彼も会場に入れなかったの?」
ライアン 「それがどうもちがうんだよ、ウェンディ。彼は会場の中から歩いてきたんだ。で、僕は好奇心も手伝って、思い切って話しかけてみたんだ」
ウェンディ「Great! やったじゃない、ライアン。それから? 彼とお友達になったの?」
ライアン 「そうなんだ! 一緒にご飯を食べに行ったんだけど、その時に彼が落ち込んでいる理由を聞いたんだよ」
ウェンディ「彼は何て言ってた?」
ライアン 「なんでも、FXで820万円を140万円にしちゃったらしいよ。heavyだよね」
ウェンディ「Jesus!(大げさに頭を抱えながら) 今夜はそのunlukyな彼のために祈りましょう(胸の前で十字を切る)」
ライアン 「ところが、それで終わりじゃなかったんだよウェンディ! 彼は自分の失敗を本にしたんだ。もうFXで損をする人間が増えないように」
ウェンディ「Unbelievable!! 彼、とってもpositiveね! なんていう本?」
ライアン 「ドジっこサンタの服部さん、っていうんだ。ほら、これさ(カメラタイトルにアップ)」
ウェンディ「Why!? 彼のlast nameはハットリなの?」
ライアン 「ハニーもそう思う? ところが違うんだ。ハットリは由緒正しいJapanese Ninjaのことさ」
ウェンディ「???(ウェンディ、腕を組んで考え込む) Japanese NinjaがSanta Clausなの?」
ライアン 「ちょっと説明するのが難しいな、まずは読んでみてくれよ。こいつが最高にcoolなんだ」
ウェンディ「(チッチッチと指を振る)ダーリン、そんな時間はないでしょ? 番組はあと10分しかないの。だから、ほら見て? ここに……はい!(もう一冊服部さんを取りだす)こんなこともあろうかと、読了済みの服部さんを用意しておいたの(ウィンク)」
ライアン 「ああ……! ハニー、君はなんてできる女性なんだ。君とsteadyな仲でいられて、僕はhappyだよ(興奮のあまりダブルバイセプス)」
ウェンディ「確かにこれを読めば、もうFXで損をすることはなくなるわね」
ライアン 「そうだろう!? 靴下の中にlove letterを仕込むなんて、Alain Delonでも思いつかないよ」
ウェンディ「それで分かったわ、ダーリン。この前、洗濯をしていたら、靴下の中からしわくちゃになった紙が出てきたの。あれもしかして……」
ライアン 「Oh! あれ、読んでなかったのかい!? 君の喜ぶ顔が見たくて、3日かけて書いたのに」
ウェンディ「ごめんなさい、ダーリン。てっきり、服部さんのbromideかと思って、shitしてビリビリに破いてしまったの」
ライアン 「No probrem。Love letterと分かった今、君の笑顔が見れたから最高さ(周囲からヒューヒューと冷やかしの声)」
ウェンディ「ありがとダーリン。ところで気付いてる? 私、最近bustが1cup大きくなったの」
ライアン 「Really!? 道理で昨夜(慌てて口元を隠す)」
ウェンディ「私も驚いたわ。さっきまでcakeを食べてmeatが付いたのかと思ってたんだけど、もしかして」
ライアン 「あ! ちょっと待って! もしかして、僕ら同じこと考えてる?」
ウェンディ「え? じゃあ、ちょっとせーので言ってみましょうよ!」
ライアン 「OK! いくよ? せーの」
ライアン・ウェンディ『服部さんを読んだから!(周囲から祝福の指笛と拍手)』
ライアン 「やっぱり! 君もそう思うかい!?」
ウェンディ「ええ、そうに違いないわ! miracleな本よね! FXで勝てるだけじゃなく、bust sizeもupするなんて!」
ライアン 「ぜひ、このすごさをTVの前のみんなにも体感してもらいたいね!」
ウェンディ「そうね。でも、ちょっぴり悔しいわね。みんなのbustがbigになったら、私が大きくなったのも意味ないじゃない」
ライアン 「ただ、残念なお知らせがあるんだ。実はこの本、あと5000冊しか用意してないんだよ」
ウェンディ「たったの5000冊!?(周囲からブーイング)」
ライアン 「そうなんだ。あまりにもすごい本だからね。実は僕もちょっぴり反対だったんだよ。彼が680万円もかけて書いた本なんだから、そんなに簡単に売っちゃっていいのかなって」
ウェンディ「でもライアン。TVの前のみんなに、そんなこと言えないわ(肩をすくめてため息)」
ライアン 「当然さ。だから、この番組が終わってからすぐ、30分だけ。特別に予約を受け付けることになってるんだ!(発表と同時に周囲から拍手)」
ウェンディ「Nice idea! これならみんなは優先的にこの本を買えるってわけね!?」
ライアン 「ああ! こちらの番号に、番組終了後、30分以内に、ライアンのMuscle Shoppingを見たってかけてくれ。そしたら予約完了さ!」
ウェンディ「繋がりにくい可能性もあるけど、そんな時はアブを鍛えながらかけてみて! その熱気はきっとダーリンに届くから(ライアン白い歯を見せてラットスプレッド)」
ライアン 「さて、そろそろお別れの時間みたいだね」
ウェンディ「時間がたつのは早いわね、ダーリン。最後に、この本の点数を言ってサヨナラしましょ?」
ライアン 「いいね。スタジオのみんなも、よろしく。声を揃えてくれ」
ウェンディ「いいかしら? いくわよ? せーの!」
一同『Ten points!』
ライアン・ウェンディ「See you,next shopping! Bye!」
 

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2016年01月18日(月)10時28分 モンハンほも
ウサリアス様
批評ありがとうございます。

>既存作品の名詞のオンパレードで、あなたのオリジナリティーは?となりました。
◎自分からパロネタ取ったら下ネタとホモネタしか残らないので勘弁してください←

感想ありがとうございました。



ハイ様
批評ありがとうございます。

>まずつっこみ……いえ、気になったところなどから見ていきます。
◎リアルタイム風の感想ありがとうございます。どういう反応をするかわかるのは作者として嬉しい限りです。

>●面白いですね。知らない人には伝わらないネタでしたが、面白いですよ。
◎ありがとうございます。バーサーカーにしようか悩んだのは秘密です(ぁ

>●僭越ながら、お子様にはまだ早いかと存じます。
◎オレ小2でエロゲーやっとったで(ドヤ顔

>●…………。なんでもありません。なんでもアリ、ません。
◎忍界大戦を生き延びたという裏設定があったりします(書けよ

>●キャラ
どなた様も宜しいキャラでした。
服部さん、ナイスボケでした。千秋さん、ナイスつっこみでした。
組長さん…………組長さん、ナイス。
◎キャラと勢いで押し切ることを目標にしていたので嬉しいです。ちなみに組長は世界平和のためにごちうさ普及活動を行っています(

>●ストーリー
………………お。
面白かったです……。面白かったと、思わされてしまいました。
◎過分なお褒めの言葉をいただき恐縮です。オススメ掲示板で紹介してもらえたときは本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

追記について。
いえいえ、そんなことありません。前述のようにむしろ感謝しております。オススメに挙げられて感謝されることはあっても文句言われる筋合いはありませんから。
ということでお気になさらず。今後ともよろしくお願いします。また参加することがあれば再びオススメに挙げていいのよ?(チラッチラッ

感想ありがとうございました。




おとぎの国のアリス様
批評ありがとうございます。

>いやー、面白かったです。特にラストシーンの靴下の仕掛けは、まったく想定していなかったものですから。これだけで+10点ですね。
◎ありがとうございます。良い読後感を目指した仕掛けだったので嬉しいです。

>私的には…トナカイ→オルフェーブルがツボでしたね。
◎頂いた感想を読んでいて作者的に笑ったのはここでした。いや、予想以上の反響だったものですから。みんなオルフェーヴル好きすぎでしょとツッコミたくなりましたw

>するすると頭に入る文章で、今企画で私が個人的に目指していた目標と、とても近いものを感じました。
◎過分なお褒めの言葉をいただき恐縮です。こちらこそありがとうございました。

感想ありがとうございました。




鷲飼ゲル様
批評ありがとうございます。

>タイトル名を見て、いかにもラノベらしい作品かな……と思い本作を拝見しました。
◎タイトル!? やめて! タイトルセンス皆無なのは自分でもわかってる――あ、あれ? ダメ出しされてない……だと?

>一人称による語りは、トラブルに巻き込まれる主人公がツッコミを入れながら進行する作品内容に合っていたと思います。
◎ありがとうございます。読みやすさを重視していたので嬉しいです。

>僭越ながら例をあげると
「部屋に入ってきたのは、高校生の俺と同年代に見える女の子だった。」
といった具合にされたとしたら、読者としてはその場で明確に十代の少年少女を想像できます。
◎なるほど。参考になります。

>ギャグと様々なパロディを織り交ぜた主人公とヒロインの掛け合いをメインに、テンポ良くトラブルが降りかかる展開には勢いがあって楽しかったです。
◎お褒めいただきありがとうございます。

感想ありがとうございました。




筋肉バッカ様
批評ありがとうございます。

>主人公と服部さんとのラブコメ作品になるのでしょうか。とりあえず服部さん可愛かったです。
◎ありがとうございます。お褒めいただき恐縮です。

>全体通して楽しめたのですが、どこか物足りなかったのも事実です。
◎読み終わって何も残らないジャンクフードのような作品を目指したのですが、かえって仇になったようで……。

>作者さんのここを一番見て欲しい!という部分
◎ぱんつです(オイ

感想ありがとうございました。




ミチル様
いつもお世話になってます。批評ありがとうございます。

>・服部の暴走っぷりが面白かったです。
◎「さん」をつけろよデコ助野郎(訳:お褒めいただきありがとうございます

>・空を飛ぶ場面は夢がありました。ワクワクしながら読み進めました。御作の中で一番好きな場面です。
◎意外とこの場面が好評でなによりです。

>・組長のキャラも好きでした。本当に普段から心がぴょんぴょんすればいいのに。それでは組長は務まらないのでしょうけど(ぁ
◎「須藤、組長やめるってよ」というネタを考えていましたがお蔵入りしました(ぇ

>・サーヴァントやTOLOVEるなどのネタについては、多少説明があってもよかったかもしれません。別世界で過酷な戦闘をやらされる、ちょっとエロい場面が多い漫画とか。想定しているものと違っていたらすみません。
◎知ってる奴だけついてこい!って気概でした。結果、ご覧の有様ですが(ぁ

以下余談。ミチルさんにはお世話になりっぱなしなので、そろそろお礼させてくださいよ。具体的には企画に限らず作品投稿したらフルボッコ感想書きますから(ぁ

感想ありがとうございました。
 

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2016年01月18日(月)10時26分 モンハンほも
タイヤサドル様
批評ありがとうございます。

>よく出来た完成度の高いドタバタコメディという感じでした。
◎お褒めいただきありがとうございます。

>物語の中で服部さんを中心に登場人物がボケまくるわけですが、それがことごとくラノベのドタバタコメディという枠の中でかなり正解に近いボケで、そういう意味ではボケてないじゃん、まともじゃん、と感じました。
◎失礼ながら感想を読んでて笑ってしまいましたwその考え方はなかった、とwww

>とか若干批判的なことを言いましたが、と同時にサービス精神よりも自己表現に走ってしまいがちな自分は、作者様のまともな大人なスタンスを見習うべきなのかもなとも考えさせられました。
◎いやいや、私はタイヤサドル様の作品好きですよ。個人的には今企画でナンバーワンだと思いましたから。読み終わって「あ、これには負けたな」と思いましたもん、リップサービス抜きで本当に。
ということで、どうぞ自分の信じる道を突っ走っていただければと思います。また交流の機会がありましたらよろしくお願いいたします。

感想ありがとうございました。



99kg様
批評ありがとうございます。

>最初いきなり掌底を放つというのがついていけませんでした。
◎勢いで書いたものでスイマセン。

>全体的にはノリのいいドタバタコメディとして面白いのですが、自分的にはどうにも服部さんがツボではなかったです。
◎テンプレといえばテンプレですね。

>あとはパロディネタというかその辺りがさっぱり分からなかったのも大きいかと思います。
◎パロネタがわからないという感想が来るのはある程度覚悟していました。精進いたします。

感想ありがとうございました。




いりえミト様
批評ありがとうございます。

>実にライトノベルらしいラブコメ作品でしたね。
◎ありがとうございます。「これはラノベだ」と断言できるような作品を目指しているので嬉しいです。

>小ネタとしては、ハルカがサンタであり忍者でもある(ついでに普段は武器の卸売w)という設定が、斬新で面白かったですね。
◎お褒めいただき恐縮です。オルフェーヴルに対する反響の良さに驚いてる作者がいます。拙作もネタに走って逸走してやりましたぜ(キモ添ポーズ

>最後はもうデレデレですし、むしろ最初からデレてる感もあります。
◎ここはたしかにエピソード不足でした。要改善ですね。

>というのも、須藤が「主人公らしい活躍」をあまりしてないような気がするんですよね。終始ハルカに振り回されている感じなので。
◎実は、今回いちばん恐れていた指摘がコレでした。巻き込まれ系主人公の宿命とでもいいましょうか。どうしてもツッコミマシーン化してしまい個性がなくなってしまいます。それなりに短編を書いているので「主人公のキャラ立てまでしたら絶対枚数足りない」と判断して切った要素でした。
ただ、前述のご指摘と絡めて「主人公らしい活躍」があればもう1ランク上を目指せたのかなとも感じました。今後の参考にさせて頂きたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

最後になりますが、「雪森愛」優勝おめでとうございます。感想ではケチつけてしまいましたが面白かったです。今後のご活躍を期待しております。

感想ありがとうございました。




あまくさ様
批評ありがとうございます。

>服部さんが魅力的なキャラでした。
◎ありがとうございます。ウソついたらただの泥棒ですし(ぉ

>「サンタクロースの語源は西洋に渡った忍者の名が由来」で、「ウソのような本当の話」とか言ってましたが、ウソのようなウソにしか聞こえませんでした。
◎ウソです(AA
ぶっちゃけサンタ×忍者という設定を使いたかっただけなので、タイトルで推測できたほうがいいかなと思いましてこの名前にしました。一応、服部の血筋という設定ですが詳しくは詰めていません。

>ストーリーの運びはすべて想定の範囲内という気がしないでもありませんでしたが、そつのない安定したリズムで最後まで心地よく読めましたし、これくらい楽しませてもらえれば文句はありません。
◎楽しんで頂けたようで幸いです。お褒めいただき恐縮です。

>P.S.
ところで、西木野さんって誰なんですか?(笑
◎お手数ですがタカテンさんの感想と返信をご覧ください。答えが書いてあります(ぁ

私からも追伸を。
オススメ掲示板で拙作を挙げていただきありがとうございました。嬉しかったです。また、企画の場でかねがねお名前は目にするのですが、なかなか交流の機会が持てないことをお詫びいたします。(おそらく、あまくさ様の作品に感想書いたこと一度もないんじゃ…)
ラ研にはほぼ企画専門でお世話になっておりますが、次はお互い参加できればと思います。

感想ありがとうございました。



つとむュー様
いつもお世話になっております。批評ありがとうございます。

>ところどころ笑えて、サンタの服部さんが魅力的な作品でした。
◎ありがとうございます。ここを楽しんでくれ、というポイントだったので嬉しいです。

>この辺りは爆笑させていただきました。
ただ、笑いの元になっているのはネタ的なものが多く、それは少し残念でした。
◎パロネタが人を選ぶことは重々承知しております。それでも○○様のような感想をいただけるのでパロネタのオンパレードはやめられない止まらない(ぁ

>読者サービスもありましたし(笑)
ただ、夜なので柄までは見えないんじゃないかという気もします。
◎作者としても「夜だから見えないだろ」ともっと突っこまれるかと危惧していましたが、幸いあまり指摘されずに済みました。やはりぱんつは正義。

>いろいろ書いてしまいましたが、とにかく服部さんが魅力的な作品でした。
◎お褒めいただきありがとうごさいます。

以下余談。くるりのアクセルではボロクソに感想を書いてしまいすいませんでした。時間が足りなかったのかなとも思いましたが…。最後の自分の感想がなければフォロワーが綺麗に順位並んでたというご指摘にはしまったと思いました。お詫びにケt

感想ありがとうございました。
 

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2016年01月18日(月)10時25分 モンハンほも
尊師
批評ありがとうございます。


「今回ステルスする気なかっただろJK」の一言です。
◎企画のお題が「ラブライブ」「ToLoveる」「ごちうさ」の三題噺だと勘違いしてた(ぁ


一部、呪文のあたりに努力のあとが見られるのですが、その他は過去作品で見たようなギャグの応酬。
◎聞いてくださいよ尊師!俺メッチャ頑張って考えたのに尊師しかツッコんでくれなかったんですよ!?腹いせに次回kzで壺割るわ(


次はこの作品を叩き台にして、で300枚くらいの長編書いてみてはどうでしょう?
◎今年こそは公募出す(定期

以下余談。尊師のは間違いなく面白かったんで、それだけにもうちょい尺があればな、と思いました。加筆すれば高得点いったんじゃないかな、本当に。

感想ありがとうございました。



ミスターピンフ様
いつもお世話になってます。批評ありがとうございます。

(気になった点)
>・ ギャグが荒削り
◎よく見てくれ兄貴。この作品自体が「僕たちはひとつの光」のサビ、「夢の中で~」のくだりから着想を得ているんだ。いやー、気づいてくれると思ったんだけどなあ……(無茶

>「心がぴょんぴょんするんじゃあ~」の部分、確かにヤ○ザの親分にごちうさの組み合わせは面白い。でも、敢えてここはそのまま使うのではなく、一工夫して「ココロりんりんするんじゃあ~」にアレンジしてみてはどうでしょうか。
◎実は「ファイトだよっ!」ならぬ「サンタだよっ!」というネタは構想段階では存在していました。でもアトランティス企画のタカテンさんの作品に寄せられた感想を見て、ラ研にはラブライバー少ないなと思ったので自重しました。案の定、西木野さんネタはあんまり拾ってもらえなかったし正解だったかなと。やっぱりラ研のラはラブライブ!じゃないらしいぜ(ぁ

>(自分ならこうするという無責任なアドバイス)
◎こんなん書くとよけい商業用ペンネーム教えてもらえなくなるやんけwww

>時折ツイッターで「咲さんかわいい」と呟くと気力が長持ちするそうです。
◎むしろモブ扱いしてdisりまくってた気が(ぁ

>それでは失礼いたします。
◎ホント失礼な感想だった(規約違反

以下余談。SNSで作者特定したとか言いつつなかなか感想が来なかったので、てっきり「イミワカンナイ!」の縦読みを必死に考えてるのかと思いきや予想の斜め上をいったしょーもないネタが来てワロタ。ちなみに、今作のネタに使いスクフェスでもセンターを真姫ちゃんにしている俺ですが、実はことりちゃんの方が好きです。でもガチャ回すタイミングはなぜか新規UR真姫ちゃんの時を狙ってしまうという自己矛盾に悩んでいるのはナイショ(どーでもいいわ

感想ありがとうございました。



馬様
批評ありがとうございます。

>忍者ハットリ子、サンタクロースへ転職、ですね。
◎その後、聖杯戦争に参戦するそうです(ぉ

>三太夫からグレゴリオ系の説明部分はちんぷんかんぷんで流れて行った後に「それでサンタクロースです」のところで笑ってしまって、そのショックで流れる様にみていた伊賀忍者=サンタの経緯が飲み込めたのも、脳の働きってすごいなと思ったと同時に、受験勉強とかってこういうしくみで脳に残って受験で緊張というショックで発揮される記憶の扉が出来上がっているのかとも思いました。
◎鋭いご指摘ですね。そのメカニズムを利用した説明だと気づくとはさすが馬様(大ウソ

>マニアックな記述は意味が分からなかった部分なので、TVでやっているものを引き合いに出したほうがいいのかなとは思いました。
◎個人的な趣味に走りすぎました。申し訳ございません。

感想ありがとうございました。



w様
批評ありがとうございます。

>といっても、面白かった、以外に特に言うことがないような。
◎お褒めいただき恐縮です。素直に嬉しいです。

>本来ならば自チームのミスでピンチに陥る展開は萎えることも多いのですが、本作では服部さんがドジッ子ということで自ら墓穴を掘っていくような感じで、そういったピンチでも萎えることはなかったです。
◎ダウナー要素を排除することを心がけていました。ありがとうございます。

>ただ、けっこうなブラック企業なわりにはトナカイにはきっちり休憩時間があるのか、というのが引っかかりましたが、つっこみどころといったらここくらいでしょうか。
◎自分としても「ブラックならメシ食ってすぐ仕事に戻るような環境なんじゃね?」と思いましたが、コメディなら許されるかなと思い押しきりました。この辺りを詳細に詰めるとより面白くなりそうですね。参考にさせて頂きます。

>きちんと短編としてまとまっているし、読後感も良かったです。
ということで、特に文句をつけるところもなく、面白かったです。
◎過分なお褒めの言葉を頂き恐縮です。余談ですが、企画中はw様の感想を252521回ぐらい見直してニヤニヤしてました(キモチワルーイ

感想ありがとうございました。



ピューレラ様
批評ありがとうございます。

>西木野さん、ラブライブですか?
◎その通りです。某氏が「ラ研のラはラブライブ!」と力説していたので使ったネタですが、意外と皆さんに拾ってもらえなくて残念です(ぁ

>「ToLoveる全巻です」
ここに大ウケしました。ちょっと銀魂チックだなと。
◎ありがとうございます。ここは勝負を決めにいった箇所でしたw

>心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~
◎なお、「お父さんにまかせなさい!」はお蔵入りした模様(

>もうちょっとだけ、それ以外のところで引き込まれ
楽しめるところがあったら良かったかなぁと思います。
◎咲ネタが足りないということですね。失礼いたしました(違

以下余談。咲さんかわいい!

感想ありがとうございました。




テレグノシス様
批評ありがとうございます。

>目が醒めたらいきなり眼の前にサンタクロースという序盤がインパクト大。
◎変人はサンタクロース(誤字

>ただ、ちょっとピンチの場面が弱かったかな、と思います。
◎そうですね。他の方からもご指摘いただきましたが、主人公が受身過ぎたのが今作最大の弱点ですね。

>オルフェーヴルも、思わずサンタを振り下ろしちゃったりとか阪神大賞典しちゃったりとかするとネタ度がいい感じに極まったんじゃないかと思います。
◎失礼ながらテレグノシス様の名前を拝見して噴き出しましたwなぜテレグノシスをチョイスした、とwww
意外とラ研に競馬好きが多くて驚いていますw

>ヒロインは元気一本調子だったので、なにか感情の起伏があると、さらに魅力的になるかと!
◎服部さんの身の上話とか、ダウナーな展開も考えたんですが今回は徹底的に明るくしようと思い見送りました。ご意見参考にさせていただきます。

感想ありがとうございました。
 

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2016年01月17日(日)01時59分 AQUA Q1iqZnWgTo20点
お祭りわっしょい☆

この作品および作者さまについては、正直あまり言うことはありません。
「今回ステルスする気なかっただろJK」の一言です。

ステルスしないということは、自分の得意な話を書いたということなので、ツッコミどころが少なくなるのは当然。
一部、呪文のあたりに努力のあとが見られるのですが、その他は過去作品で見たようなギャグの応酬。
もちろん、安定したラブコメを書けるということは素晴らしいんですけど、やはりどことなく物足りなかったです。

次はこの作品を叩き台にして、で300枚くらいの長編書いてみてはどうでしょう?
ネタの広げ方とか、オリジナリティの出し方の勉強になるんじゃないでしょうか。
それこそ、メンズブラとかデッドボールなんていう、突拍子も無い単語を有効活用して「三題噺」にしてみると面白いかも?

ではごきげんよう☆
 

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2016年01月14日(木)07時40分 タカテン yRNUcsqs0o20点
冬企画への参加、お疲れ様です。
拝読いたしましたので、感想を送らせていただきます。

(良かった点)
・ 安心して読めるお約束な展開
もちろん悪い意味ではありません。まぁ、確かにこの作品ならではの尖ったところがないのは残念ですが、ストレスなく安心して読めるというのは大きな魅力だと思います。

・ サンタクロースの由来
こういうくだらない説話を考えるのって楽しいですよね。
ただ、本当のところは、サンタクロースは戦国時代に鉄砲やキリスト教などと共に日本へと渡り、プレゼント攻撃で信者を増やして、最終的には軍団を率いて各地の戦場へ武力介入する戦国大名になったと『こち亀』にあったので、百地三太夫がモデルという説はおかしいんですけどね(ぁ

(気になった点)
・ ギャグが荒削り
御作を読み終えた時に、どうにもギャグが荒削りな印象が残りました。
どこがと言われたらなんとも説明し辛く、これでは感想にならない、単なるイチャモンじゃないかとずっと悩んでいたのですが、ようやくその理由が判明いたしました。
「心がぴょんぴょんするんじゃあ~」の部分、確かにヤ○ザの親分にごちうさの組み合わせは面白い。でも、敢えてここはそのまま使うのではなく、一工夫して「ココロりんりんするんじゃあ~」にアレンジしてみてはどうでしょうか。
せっかく高校生にもなってサンタさんを信じている西木野さんの話題を出したのです、もっとアグレッシブに行くべきです。NHKが認めたラブライブを信じろ!←
以上、ラブライバーからのイチャモンでしたw

(自分ならこうするという無責任なアドバイス)
内容には関しては特別これといったアドバイスがないので、代わりに自分が知っているとある小説家が執筆にあたって必ず行うというルーティンをお教えしようかと思います。
まず、全裸になり、股間の毛を剃ります。
そしておもむろにメンズブラを身につけ、下半身剥き出しのまま、五郎丸ポーズを取ります。
するといい感じに執筆意欲が高まるのですが、同時にムラムラも積もってくるので、こちらを解消する為に某デッドボールへと電話を入れます。
一試合こなしたところで執筆開始。時折ツイッターで「咲さんかわいい」と呟くと気力が長持ちするそうです。
どうでしょうか、お役に立ちそうでしょうか?
どこかで聞いた話だったらごめんなさい。
というか、まったく聞いたことがない話だったら、その時は本当にごめんなさい。完全に作者当てをミスってしまいました(ぁ

それでは失礼いたします。
執筆お疲れ様でした。
 

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2016年01月12日(火)00時43分 馬 SGA7bLSsMA10点
忍者ハットリ子、サンタクロースへ転職、ですね。
話がわかりやすくまとまっていて読みやすかったです。
三太夫からグレゴリオ系の説明部分はちんぷんかんぷんで流れて行った後に「それでサンタクロースです」のところで笑ってしまって、そのショックで流れる様にみていた伊賀忍者=サンタの経緯が飲み込めたのも、脳の働きってすごいなと思ったと同時に、受験勉強とかってこういうしくみで脳に残って受験で緊張というショックで発揮される記憶の扉が出来上がっているのかとも思いました。
組長の記述もなんか面白かったです。
マニアックな記述は意味が分からなかった部分なので、TVでやっているものを引き合いに出したほうがいいのかなとは思いました。
執筆お疲れ様でした。
 

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2016年01月10日(日)21時28分 w30点
こんにちは。wと申します。
『ドジッ子サンタの服部さん』読みましたので、感想を書きます。

といっても、面白かった、以外に特に言うことがないような。
服部さんのキャラもかわいいし、二人のかけあいのテンポもいいですし、ギャグも面白いですし、イチゴ柄という女性が読んでも不快にならない程度にほんのりサービスもあるし、サンタクロースが忍者という設定もばかばかしくもダジャレでまとめてあって面白いし、サンタはクリスマス以外には何をやっているかという設定部分もちゃんとあるし、全体として良かったです。
本来ならば自チームのミスでピンチに陥る展開は萎えることも多いのですが、本作では服部さんがドジッ子ということで自ら墓穴を掘っていくような感じで、そういったピンチでも萎えることはなかったです。
トナカイが休憩中という脱力するようなギャグかと思ったら、それがあとで伏線として回収されているのも上手かったです。ただ、けっこうなブラック企業なわりにはトナカイにはきっちり休憩時間があるのか、というのが引っかかりましたが、つっこみどころといったらここくらいでしょうか。
女の子の須藤千秋ちゃんはミスリードで、手紙の本当の出し主は主人公だというのは出てきた瞬間にだいたい分かりますけど、それの回収もストーリー展開の中でしっかりハマっています。
きちんと短編としてまとまっているし、読後感も良かったです。
ということで、特に文句をつけるところもなく、面白かったです。
執筆おつかれさまでした。


 

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2016年01月10日(日)20時38分 ピューレラ20点
【好きだった点その1】
西木野さん、ラブライブですか?

【好きだった点その2】
「ToLoveる全巻です」

ここに大ウケしました。ちょっと銀魂チックだなと。

【好きだった点その3】
>心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

ごちうさですか?

アニメ好きな私は、ところどころで
クスリッとして読みました。

もうちょっとだけ、それ以外のところで引き込まれ
楽しめるところがあったら良かったかなぁと思います。
 

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2016年01月10日(日)17時42分 テレグノシス0点
目が醒めたらいきなり眼の前にサンタクロースという序盤がインパクト大。
マシンガンのように発射されるパロネタを引っ提げつつ、破天荒なヒロインと共に暴力団の住処へ。
クリスマスというロマンス溢れるはずの時間が「どうしてこうなった」感満載のアクシデントに笑いが起きました。

ただ、ちょっとピンチの場面が弱かったかな、と思います。
たとえばヒロインが敵に囚われて、それを主人公が奪還するとか。そこで葛藤の瞬間も生まれます。
主人公が引っ張られ過ぎなのかな、とも感じました。
あと、パロネタもやや詰め込みすぎ感はあったかなぁ、と。
オルフェーヴルも、思わずサンタを振り下ろしちゃったりとか阪神大賞典しちゃったりとかすると
ネタ度がいい感じに極まったんじゃないかと思います。
ヒロインは元気一本調子だったので、なにか感情の起伏があると、さらに魅力的になるかと!
 

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2016年01月10日(日)16時31分 タイヤサドル10点
 読ませていただいたので感想を残します。
 よく出来た完成度の高いドタバタコメディという感じでした。楽しくすらすらと読み切ることが出来ました。作品には特にツッコミどころらしいツッコミどころはなく、強いて言えばそこがちょっと物足りなかったかもしれないです。物語の中で服部さんを中心に登場人物がボケまくるわけですが、それがことごとくラノベのドタバタコメディという枠の中でかなり正解に近いボケで、そういう意味ではボケてないじゃん、まともじゃん、と感じました。個人的にはもうちょっと文章の節々から作者さんの変態性が滲み出てしまってる作品が好きです。それは本来の正しいラノベの楽しみ方とは違ってるかもしないですが。
 とか若干批判的なことを言いましたが、と同時にサービス精神よりも自己表現に走ってしまいがちな自分は、作者様のまともな大人なスタンスを見習うべきなのかもなとも考えさせられました。
 以上、執筆ご苦労様でした。
 

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2016年01月08日(金)02時16分 99kg mXR.nLqpUY0点
最初いきなり掌底を放つというのがついていけませんでした。主人公は別に警察に突き出さないと言ってますからね。
聞いてないんだな、というのは後で分かる事です。
>「へぶしっ!?」
へぶし、は普通くしゃみですからね。

>「みなまで言うな! とんでもないブラック職種ってのはよくわかった!」
いやー、みなまで言ってもらわないと……。ノルマあるってだけではブラックなのかどうか分からないです。

全体的にはノリのいいドタバタコメディとして面白いのですが、自分的にはどうにも服部さんがツボではなかったです。
サンタという職業と人種もどういうものなのかピンと来ないので、人間の女の子と一緒にしていいのかどうか、という所からしっくりきませんでした。
魅力的な部分はありきたりとも言えて、今更フツーな感じがするので、キャラクターというか性格面を見てしまいますからね。

あとはパロディネタというかその辺りがさっぱり分からなかったのも大きいかと思います。

 

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2016年01月04日(月)20時49分 いりえミト20点
 こんにちは。
 御作『ドジッ子サンタの服部さん』を拝読したので、感想を書かせていただきます。


 実にライトノベルらしいラブコメ作品でしたね。
 ハルカの天真爛漫なボケと須藤のキレのいいツッコミのコンビネーションが楽しかったです。
 ハルカの露出度の高いコスチュームとか、ヤクザの家に忍び込む展開とか、「お約束」な感じですけど、コメディのツボをしっかり押さえているなと感じました。

 小ネタとしては、ハルカがサンタであり忍者でもある(ついでに普段は武器の卸売w)という設定が、斬新で面白かったですね。
 あと、トナカイはすごく速そうな名前ですけど、3コーナーあたりで暴走しそうですなw
 その他、ギャグとしては「ToLoveる全巻」が好きでしたw

 「手紙は須藤が昔書いたものだった」というオチも上手く、物語の構成もよかったです。 
 全体として安定した面白さがあったと思います。

 ただ、個人的にはひとつだけ感じました。
 ハルカのデレっぷりです。
 最後はもうデレデレですし、むしろ最初からデレてる感もあります。
 ラノベらしい甘々な展開なのはいいのですが、ちょいとばかり甘すぎな気がしました。
 なんか、「デレるきっかけ」的なものが欲しかったように思います。
 別にツンデレにしろってわけじゃないですけど、「普通→デレ」の変化が感じられると、なおよかったかなぁと。
 
 というのも、須藤が「主人公らしい活躍」をあまりしてないような気がするんですよね。終始ハルカに振り回されている感じなので。
 せっかくヤクザと戦うシーンがあることですし、ベタ中のベタではありますが、「撃たれそうになったハルカを身を挺して守った」みたいなシーンがあってもよかったと思います。
 なにかしらの活躍シーンがあることで須藤の魅力が伝わりますし、ハルカのデレも説得力が増すように思いますので。 
 

 私からは以上です。
 執筆おつかれさまでした。
 

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2016年01月11日(月)08時14分 あまくさ30点
失礼しました。今回、作品を投稿できなかったので、新ルールを十分に把握できていません。感想も匿名にするのですか?
では。
すでに私のHNをご覧になった方がいらっしゃったら、忘れてください(笑

 服部さんが魅力的なキャラでした。スペックの高い天然美少女。ヘマはするけど、ウソはつかないんですね(笑
 「サンタクロースの語源は西洋に渡った忍者の名が由来」で、「ウソのような本当の話」とか言ってましたが、ウソのようなウソにしか聞こえませんでした。
 ただ、語源の話はともかく、この人、本当に忍者だったんですね。ご先祖様は服部半蔵とかなのでしょうか?
 軽い筆致でさらっと書かれていましたが、服部さんの天衣無縫っぷりに爽快感がありました。トナカイにのって夜空を飛翔するシーンもよかったと思います。

 ストーリーの運びはすべて想定の範囲内という気がしないでもありませんでしたが、そつのない安定したリズムで最後まで心地よく読めましたし、これくらい楽しませてもらえれば文句はありません。


 それでは、企画参加お疲れさまでした。


P.S.
 ところで、西木野さんって誰なんですか?(笑
 

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2016年01月02日(土)21時59分 つとむュー20点
冬企画の執筆、お疲れ様でした。
御作を拝読いたしましたので、感想を記したいと思います。

ところどころ笑えて、サンタの服部さんが魅力的な作品でした。

>塞いでた耳をこっそり開けたら、キャトルミューティレーションを連想させる宇宙的超音波が鼓膜に響いてきた。
>「普段から心ぴょんびょんした方が幸せに暮らせると思いますよ」

この辺りは爆笑させていただきました。
ただ、笑いの元になっているのはネタ的なものが多く、それは少し残念でした。


>「なんか……ひと仕事終えましたし、デートしてるみたいですね」

服部さんも魅力的でした。
主人公と同じように、また服部さんに会いたいという気持ちになりました。
これは、本作を再読したいという原動力になり、とても良かったと思います。

>すると――まあ、下にいる俺は当然のことながら見えるわけで。

読者サービスもありましたし(笑)
ただ、夜なので柄までは見えないんじゃないかという気もします。


個人的に不満に感じた点は、ネタ的要素が多く、
オリジナリティーがあまり感じられなかったことです。
初読時は笑えましたが、再読時はネタ的要素を取り除いた時のストーリーの貧弱さが、
浮き彫りになってしまったような気がします。

あと、これは今回の企画のサンタもののストーリー全般に共通するのですが、
サンタが主人公と共有する時間が長くなればなるほど、サンタの魅力は増すものの、
こんなことでサンタ稼業が成り立つのだろうか、と疑問に思わなくもありません。


いろいろ書いてしまいましたが、とにかく服部さんが魅力的な作品でした。
拙い感想で申し訳ありません。
今後のご活躍に期待しています。
 

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2015年12月31日(木)22時02分 ウサリアス-30点
 どうも、感想専門のウサリアスです。

 正直言うと、読んでいて白けてしまいました。

 既存作品の名詞のオンパレードで、あなたのオリジナリティーは?となりました。
 使いたいなら、固有名詞を挙げないのがベストです。
 

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2016年01月17日(日)23時47分 ハイ s7d/2ml3o.30点
拝見しました。感想をおいていきます。

まずつっこみ……いえ、気になったところなどから見ていきます。

>……俺、こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの。

●では、モナリザの微笑みなどいかがでしょうか?

>「騎乗兵ライダークラスの英霊サーヴァントとして召喚されます」
「メルヘンな雰囲気ぶち壊しじゃねーか! 子どもが知ったら泣くわ!」

●面白いですね。知らない人には伝わらないネタでしたが、面白いですよ。
ええ、本当に。

>「当時のヨーロッパは宗教改革で揺れていました。旧教派が対抗宗教改革の一環として、1年を365日と定めたグレゴリオ暦に改暦し、クリスマスが12月25日とされたのもこの時期です。当然、そう簡単に新教派が改暦に応じるわけがありません。そんな中、三太夫は旧教派の保護を受ける代わりに宗教の垣根を超えてクリスマスプレゼントを配ったのです。慈善活動と銘打った、教会から民衆への餌付けみたいなものですね。グレゴリオ歴の日付に合わせて行事を催すことで、世論を味方に付ける意図があったのでしょう」
「……それで?」
「プレゼントに喜んだ人々は、三太夫が持っていた巨大なプレゼント袋にあやかって呼び始めました。サンダユウ・クロース――サンタ・クロースみたいな」
「ただのダジャレじゃねーか! 誰がオチつけろと言った!?」

●こういう話の捏造、実に手馴れている感じがしました。
見習いたいところです。ご職業は詐欺師でしょうか?

>「ToLoveる全巻です」

●僭越ながら、お子様にはまだ早いかと存じます。

>なんで大晦日でもないのに笑ってはいけないシリーズをこの身で体験せにゃならんのだ。

●ぶふっ! ……失礼しました。笑ってなどいません。いませんとも。

>……まあ、ぶっちゃけ俺も他人事だったら爆笑していただろう。自分の名前が呼ばれた気持ち悪さでなんとか踏ん張った感じだ。

●なるほどわかります。

>「これはワルサーP38、こっちはAK−47、M16にRPG−7まで……完全に組長の命獲るつもりでしたぜ、このガキども!」
「子どもの夢と希望を入れる袋になに入れてんだよオマエはぁぁぁぁぁ!」

●……ブラックサンタ?

>「普段から心ぴょんびょんした方が幸せに暮らせると思いますよ」
「やっぱり殺せ! 生きてここから帰すな!」
「なに地雷踏んでんだアホぉぉぉぉぉ!」

●雉も鳴かずば撃たれまい。

>服部さんが詠唱と共に印を結ぶと、突如として眼前の空間が光に包まれた。
 目も開けていられないぐらいの眩さ。光が収まると、その座標には――たくましいトナカイと、鋼鉄製の頑丈なソリが姿を具現化させていた。
 ――口寄せの術。伝承では、限られた忍者しか使えない物理法則無視の時空間忍術。

●…………。なんでもありません。なんでもアリ、ません。

>「楽そうですね、須藤さん」

●…………。

>俺と服部さんを引き合わせるキッカケになったあの手紙は――昔、俺が書いたものだ。たぶん靴下に入れっぱなしだったのだろう。

●この手の流れは、これで何人目なんでしょうね。いえ、失礼。ただの、並行世界の話です。



●文章
文句などあろうはずがございません。

●キャラ
どなた様も宜しいキャラでした。
服部さん、ナイスボケでした。千秋さん、ナイスつっこみでした。
組長さん…………組長さん、ナイス。

●テーマ
だまになることなく、お話全体にきちんと溶け込んでいました。

●ストーリー
………………お。
面白かったです……。面白かったと、思わされてしまいました。
なので、私からは特にいうことがありません。
現状15作品を拝見して、この作品が一位か、二位か。少なくとも上位に入るだろうと感じました。
どうぞお入りください。ずずずいっと。

では組長さん、執筆お疲れ様でした。
共にあげていきましょう……。


●追記


まず、謝らせてください。
申し訳ありませんでした。

今回、オススメ掲示板において、過剰に面白さをアピールし過ぎて今作に対する読者のハードルをあげてしまったのではないかと。
その点を書き込み後、ずっと悩んでおりました。
最初は単純に、オススメされた作品に感想が増えれば良いなと、ネタバレしないように、オススメを見た人が読みたくなるようにと書き込みましたが……期待感を持たせすぎるとかえって良くないという点を失念しておりました。すいません。
仮に次回書き込むことがあれば、その時はタイトルのみにとどめようと思います。
それでは、ご迷惑をおかけしました。
 

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2015年12月31日(木)11時37分 おとぎの国のアリス40点
拝読いたしました。
読後の率直な感想といたしましては―
「嬉し、恥ずかし、大好きー!」
いやー、面白かったです。特にラストシーンの靴下の仕掛けは、まったく想定していなかったものですから。これだけで+10点ですね。
巧い、巧い、羨ましい。ストーリー的には若干のツッコミどころもありますが、結局のところ服部さんって何者なの?とか。ですが、そんなものもどうでもいいと思えるだけの構成が光りました。
随所にパロディネタを散りばめ、私的には…トナカイ→オルフェーブルがツボでしたね。知らない方には、完全スルーかもしれませんけど。よかったです。

するすると頭に入る文章で、今企画で私が個人的に目指していた目標と、とても近いものを感じました。むろん、私などの作品よりも洗練されていて、伏線の張り方及び回収の仕方なども、まったく違和感を感じさせない素晴らしいものでした。

以上が、私からの感想となります。
執筆お疲れ様でした。
とてもよい作品だったと思います。勉強させていただきありがとうございました。


 

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2015年12月30日(水)18時53分 鷲飼ゲル YGyum30nrk10点
作者さんへ

作品を拝見しましたので、感想を述べさせていただきます。

テーマは、美少女がサンタクロースと形で物語のメインに据えられていましたね。
タイトル名を見て、いかにもラノベらしい作品かな……と思い本作を拝見しました。

一人称による語りは、トラブルに巻き込まれる主人公がツッコミを入れながら進行する作品内容に合っていたと思います。
たまに描写や情報の不足で引っかかりを感じる箇所がありましたが、台詞が連続しても誰の発言であるかは明確で、全体としては読みやすい文章だと思いました。

ちなみに引っかかりを感じた箇所の一例ですが、
>俺と同年代の女の子だった
ここで「俺と同年代」という人物描写がされているのですが、
>高校生がこんな手紙書くか!
という部分まで読み進めないと主人公の年齢に関する情報が得られないので、それまでの間は「何歳くらいなんだろう?」と、モヤモヤとした気持ちになってしまいました。
ハルカの登場時に「同年代」と説明するのなら、ついでに主人公の年齢に関する情報も明かしてしまった方が、すんなりとストーリーを追っていけそうな印象があります。
僭越ながら例をあげると
「部屋に入ってきたのは、高校生の俺と同年代に見える女の子だった。」
といった具合にされたとしたら、読者としてはその場で明確に十代の少年少女を想像できます。

さて、本編は主人公とヒロインの異様な出会いから始まり、タイトルのイメージ通りの作品だと分かりました。
ギャグと様々なパロディを織り交ぜた主人公とヒロインの掛け合いをメインに、テンポ良くトラブルが降りかかる展開には勢いがあって楽しかったです。

ただトラブルを解決した後の終盤になると、ギャグが控えめとなって二人の交流シーンが続くため、それまでに比べると少々パワーダウンしてしまった印象がありました。
しかし結末では、作者さんのメッセージに反してリア充が誕生していたので、読後感は良いものでした。

以上です。
 

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2015年12月29日(火)20時55分 筋肉バッカ 9.WICozezU10点
こんにちわ。読ませていただきました。


主人公と服部さんとのラブコメ作品になるのでしょうか。とりあえず服部さん可愛かったです。短いなかにも色々な展開が盛り込んであって面白かった……冒頭からではヤ○ザの屋敷に潜入するとは思わなかったw

全体通して楽しめたのですが、どこか物足りなかったのも事実です。色々な要素が混在していますが、そのどれもが突き抜けるものではなかった気がします。サンタクロースと忍者を絡めたり、ヤク○の屋敷に潜入したりと、個人的に興味を引かれる設定や流れがあったのですが、それらが、どうにも小さくまとまってしまっていて、もったいなかったと思いました。○クザ屋敷からの脱出とかも忍術?は使っているものの、あっさりと脱出成功してしまったので、もっともっとピンチに陥ってからの大逆転的な展開があれば、もっとドキドキできました。作者さんのここを一番見て欲しい!という部分をもっともっとアピールしていただきたかったです。

以上です。

執筆おつかれさまでした。
 

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2015年12月28日(月)23時22分 ミチル30点
 こんばんは、御作を読了いたしました。拙い感想になりますが、参考になる部分があると幸いです。
 服部の危うさが素敵でした(笑)

・服部の暴走っぷりが面白かったです。普通に考えれば犯罪者なのですが、微笑ましかったです。須藤との絡みも良かったです。

・空を飛ぶ場面は夢がありました。ワクワクしながら読み進めました。御作の中で一番好きな場面です。

・組長のキャラも好きでした。本当に普段から心がぴょんぴょんすればいいのに。それでは組長は務まらないのでしょうけど(ぁ

・最後に、服部が「メリークリスマス」と言う場面は萌えました。

・サーヴァントやTOLOVEるなどのネタについては、多少説明があってもよかったかもしれません。別世界で過酷な戦闘をやらされる、ちょっとエロい場面が多い漫画とか。想定しているものと違っていたらすみません。


 キャラの立て方を見習いたいです。これからも執筆を頑張ってください!

 

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合計 17人 270点

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